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09月25日-06号

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  1. 糸満市議会 2019-09-25
    09月25日-06号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和元年第5回糸満市議会定例会会議録令和元年9月25日出席議員 21人1番 玉 城 哲 郎 君    2番 金 城   悟 君3番 上 原   勝 君    4番 浦 崎   暁 君5番 菊 地 君 子 さん   6番 伊 敷 郁 子 さん7番 国 吉 武 光 君    8番 金 城   敏 君9番 新 垣 勇 太 君    10番 金 城 一 文 君11番 玉 城 安 男 君    12番 玉 村   清 君13番 金 城   寛 君    14番 當 銘 真 栄 君15番 大 城 明 弘 君    16番 西 平 賀 雄 君17番 金 城   敦 君    18番 徳 元 敏 之 君19番 金 城 幸 盛 君    20番 新 垣 安 彦 君21番 大 田   守 君欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     上 原   昭 君    副市長    金 城   靖 君   教育長    安谷屋 幸 勇 君    総務部長   上 原   仁 君   企画開発部長 徳 元 弘 明 君    市民健康部長 福 元 信 美 さん   福祉部長   山 城 安 子 さん   経済観光部長 大 城   拡 君   建設部長   徳 里   仁 君    水道部長   伊 敷   勝 君   消防長    福 元   毅 君    教育委員会  阿波根 庸 伸 君                       総務部長   教育委員会  大 城 直 之 君   指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守君) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆17番(金城敦君) おはようございます。通告書に従い、一般質問を始めます。 件名1、教育行政について。小項目1、糸満市の小中一貫教育導入について。ア、現在の進捗状況について伺う。イ、小中一貫教育を導入した際の期待される教育効果とはどのようなことがあるのか伺う。ウ、糸満市における小中一貫教育の形態とはどのようなタイプになるのか伺う。エ、糸満市の小中一貫教育導入、学校開設までのスケジュールをどのように考えているのか伺う。オ、高嶺小学校移転改築事業が補正予算計上されているが、その内容を伺う。 件名2、糸満市観光農園について。小項目1、糸満市観光農園の現状を伺う。 小項目2、糸満市観光農園の本来の目的を伺う。 小項目3、糸満市観光農園の今後の取り組み、また運営方針について市長の見解を伺う。 件名3、民泊について。小項目1、住宅宿泊事業法(民泊新法)が2018年6月から施行されて1年になるが、糸満市の民泊事業者に影響があったのか伺う。 小項目2、教育民泊に限り民泊新法の規制を緩和することはできないか伺う。 以上、演壇での質問を終わり、あとは質問席で再質問を行います。 ◎市長(上原昭君) おはようございます。金城敦議員の件名2、糸満市観光農園について。小項目3についてお答えいたします。 糸満市観光農園の今後の取り組み、運営方針については、現在、未活用であるレストランと圃場を使い、コーヒー等の栽培や提供・販売できるよう準備を進めており、観光農園全体の活性化を図るため有効活用に向け取り組んでまいります。また、来年3月に指定管理者の期限が切れることから、令和2年度以降の指定管理者について、どのような選定が望ましいかを現在検討しているところであります。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) おはようございます。金城敦議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1、糸満市の小中一貫教育導入。ア、現在の進捗状況についてお答えいたします。 令和元年7月に糸満市教育委員会議で、糸満市小中一貫教育基本計画が策定され、8月に総合教育会議で報告をいたしました。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目1、糸満市の小中一貫教育導入。イからエまでについて順にお答えします。 小項目1、イ、期待される教育効果については、中1ギャップの緩和、小中9年間を見通した教育活動による学習規律、生活規律の定着、生徒指導上の諸問題の解決などが期待できます。 次にウ、小中一貫教育の形態について、施設一体型の小中一貫校においては、現行の6‐3制度の学年段階の区分を、例えば4‐3‐2、5‐4といった区分分けも検討したいと考えております。また市内6中学校区の学校規模や周辺環境も勘案して、小中一貫校の整備については施設一体型、施設隣接型、施設分離型の3形態を考えております。 最後にエ、小中一貫校開校までのスケジュールについては、次年度より教育委員会内に小中一貫教育推進室を設置し、小中一貫教育モデル校の指定、学校の教育課程編成の支援、住民懇話会等の開催等を経て、令和5年度に糸満市で最初の小中一貫校を開校したいと考えております。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) おはようございます。御質問、件名1、教育行政について。小項目1、糸満市の小中一貫教育導入。オ、高嶺小学校移転改築事業が補正予算計上されているが、その内容を伺うについてお答えいたします。 高嶺小学校の移転改築先として隣接する高嶺中学校敷地内で小中一貫校として移転改築を計画しております。そのための基本設計業務委託料検討委員会委員報償費について補正予算を計上しております。 ◎経済観光部長(大城拡君) おはようございます。御質問、件名2、糸満市観光農園について。小項目1及び2について順にお答えいたします。 小項目1、糸満市観光農園の現状については、平成27年4月より、株式会社うちなーファームが指定管理者となり、施設全体の有効活用を図りましたが、経営悪化によりレストランやパーラー、動物ふれあい広場等が閉鎖しておりました。その後、他企業の参入により本年3月には既存温室でのICT技術を用いた野菜の安定栽培の取り組みと、5月から観光農園内の遊歩道を活用したバギー乗車体験とフルーツパーラーが稼働しております。 次に小項目2、糸満市観光農園の本来の目的については、農業の高次化や農業と観光を初めとする、地域産業との複合化による地域活性化を目指し、農業を多様性のある総合的な産業としてその振興を図るとともに、地域活性化に結びつけることを目的としております。 次に御質問、件名3、民泊について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、民泊新法が施行されて1年になるが、糸満市の民泊事業者の影響については、法と県条例の施行により、住居専用地域や学校周辺の民泊事業者が営業日数と営業曜日に制限を受ける影響が出ており、特に平日に実施される修学旅行の教育民泊の受け入れの支障となっております。 小項目2、教育民泊に限り、民泊新法の規制を緩和することはできないかについては、糸満市観光民泊部会からの教育民泊の規制緩和の要請もあることから、沖縄県に対し、本市の民泊事業者への実情と教育民泊の実施に伴う周辺地域からの苦情等はない旨を説明し、県条例の見直しができないか打診しているところでございます。今後、教育民泊や家主居住型民泊事業者の差別化が図れないか、沖縄県に対し要望していく考えがございます。 ◆17番(金城敦君) では、再質問を行います。 まずは教育行政のほうからお願いします。糸満市に小中一貫校を導入するのはなぜかお聞きいたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをいたします。 先ほども答弁したものと重なる部分がございますが、まず1点目として、小学校から中学校へ進学する際には環境の変化に適応できなく不登校であるとか、問題行動が一般的に増加する傾向がございます。いわゆる中1ギャップと呼ばれるものであります。小中一貫校においては、9年間全体を見通した教育課程を編成しますので、そのことで生徒指導上にも寄与する部分があると認識をしているところです。2点目に、糸満市においては不登校対策も含めて、それから学力向上も喫緊の大きな課題ということで捉えています。先ほども申し上げた部分と関連しますが、小中一貫校では教育課程、つまりカリキュラムを小中と連携して、接続してつくっていきますので、学力向上につながる部分もその中で出てくると考えております。3点目として、小中一貫校を整備することで、一定の規模の集団の確保、児童生徒数の確保が可能になるのかなという形で考えています。その中で、教育活動として、現在も糸満市内の小規模の学校では行われていますが、異学年の交流、特に小中一貫校では小学生と中学生の交流もさらにやりやすくなるのかなということで考えています。中学校区単位で動いていきますので、これまで以上に地域との連携等も盛んになってくるのかなと。糸満市内の小中学校区には現在コミュニティースクールを導入している校区もございます。それとも兼ね合わせて地域と学校がさらなる連携をとれるようなシステムを構築できるのではないかと考えております。 ◆17番(金城敦君) 今の答弁を聞いておりますと、学力の向上、不登校対策とか、いろんな問題が解決できて、大変すばらしい学校になるんじゃないかという、教育になるんじゃないかと思いますので、ぜひできるだけ早く進めるようにお願いします。 次の質問ですが、現在の進捗状況については、今年度は基本計画の策定だけですか、お聞きします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 今年度の補正予算で基本設計業務の委託料を計上しておりまして、早速業務を開始しますけれども、期間としましては、ことしと来年を含めて2カ年で基本設計をつくっていきたいと考えております。またその中で検討委員会を立ち上げまして、さまざまな委員の先生方の御意見をいただきながら、基本設計を進めていきたいと考えているところであります。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 先ほどの私の答弁で誤解されると困る部分もあったかなと思って、少しつけ加えさせてください。小中一貫教育を導入するに当たって、今、課題となっている学力向上であるとか生徒指導面の全ての課題解決につながるということに、直結ではなくて、それにも貢献できるだろうというふうな捉えでと考えております。今年度、ソフトの部分では、先ほど答弁申し上げましたとおり、今年度、小中一貫教育の基本計画を策定いたしました。今後、今年度中に小中一貫教育推進委員会の設置要綱を整備していきたいと。令和3年度から推進委員会がスタートできるような方向で考えております。そしてあわせて設置要綱の整備とともに、委員のソフトの部分の人選も、委員の人選も諮りたいと考えています。そして来年度予定の学校教育課に推進室を設けますので、推進室の人事関係、そして当然、推進室が置かれますので予算もそれなりに必要になっていくのかなと。予算の措置もお願いをしたいと考えております。 ◆17番(金城敦君) 予算要求まで今回で入っているところですね。では、今言っておりました推進委員ですか、そのメンバーはどのようなメンバーを想定しているのかお聞きします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 小中一貫教育推進委員会ですね、これはソフトの部分が中心ですが、当然、ハードとの連携もやりながらになるんですが、メンバーですね。これから先ほど申し上げたとおり要綱作成に取りかかるんですが、現在想定している推進委員のメンバーとしては、有識者ですね、学校関係者も当然入ってくるかと思います。そして地域の住民代表も参加いただきたいと考えています。市長部局、教育委員会職員も加えて推進委員会を組織したいと考えております。 ◆17番(金城敦君) では、その推進室の体制はどのように考えているのかお聞きします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 来年度ですね、学校教育課内に推進室を設置するんですが、その体制については、現在のところ指導主事を1名配置できないかという調整をしております。そして行政の職員も複数名配置して、教育委員会学校教育課内に設置するということで考えております。 ◆17番(金城敦君) 今の考えている体制を見ると、今教育委員会のやる気が大変見えてきております。ぜひ、期待しておりますので頑張ってください。 それからイのほうの一貫校にして期待される効果について、具体的にどのようなことが期待できるのかお聞きします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 先ほど答弁をした、なぜ小中一貫教育を導入するのかと。ダブる部分も相当数ございますが、期待される教育効果について述べたいと思います。現在も市内の小中学校区、中学校区を単位として小中連携事業を今進めているところです。その小中連携事業を発展させて、進化、充実させての9年間を通じた一貫性のある教育が小中一貫校になります。その仕組みをつくりたいと思います。先ほど申し上げましたが、9年間の見通しと教育課程を編成するということにつながると思います。9年間を見通した教育課程を編成することによって、より児童生徒一人一人の個性を伸ばせる教育活動を推進したいと考えております。2点目としては、学力向上、学習面においても小中の職員が共同して指導に当たる、それから授業に当たる部分も相当数多くなると考えております。その中で児童生徒の個性の発揮等にもつながる部分も出てくると考えております。3点目として、小学校から中学校への進級に伴う環境の変化は、先ほど申し上げたとおり非常に大きいのがございます。不登校、いじめ、問題行動等の課題解決に小中一貫教育も寄与できると捉えています。これも先ほど申し上げた部分とダブるんですが、異学年の交流を盛んにすることによって、上の学年の子供たちが下の学年の面倒を見たりというふうな。下の子供たちはまた上のお兄ちゃん、お姉ちゃんの活動を見て、ああこういうふうになりたいなと思うという部分ですね。児童生徒の規範意識であるとか、それから認められる、認められたいとか、自己肯定感の高揚にもこのあたりはつながってくるのかなと考えております。
    ◆17番(金城敦君) 今の答弁からすると、学習指導や生徒指導、また教職員の意識改革まで影響を及ぼすということでございます。そういうことでますます期待できると思っております。 ウのほうの小中一貫校の形態の答弁で、現行の6‐3制度を4‐3‐2制、5‐4制に変更する理由はどういうことですか、お願いします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 先ほどから申し上げている中1ギャップという現象の芽の多くは小学校の高学年段階から生じているという分析もございます。それから小学4年生、5年生の学習指導上の調査に関して学校が楽しいであるとか、それから教科の活動の好き嫌いについて、肯定的な意見が下がる傾向が小学校の高学年に見受けられます。そのようなことから小学校4年生、5年生ごろに発達上の段階が存在しているという指摘等があるとか、現在の6‐3制については、戦後、スタートをした制度になります。戦後ですので、70年以上前です。そのときの当時の子供たちの発育の状況等からすると、かなり早期化が進んでおります。子供たちの体力面、それから徳育面等全てにおいて進んでいると。そういったことから現在の6‐3制度の枠組みは維持しつつではあるんですが、小中の施設一体型の学校については、例えば5‐4の枠にするであるとか、4‐3‐2で枠をつくるということを考えているということです。県内の小中一貫校も幾つか視察をしておりますが、その中で多くが、例えば小学校1年生から4年生を前期としています。9年間を見通した中での前期が小学校1年生から4年生、これは学級担任制です。そして小学校5年から中1までを中期として、これは学級担任制と、それから一部教科担任制を導入するということを行っております。そして、中2と中3を後期として、これは今の中学校の形態と同じように教科担任制を導入して、進級を円滑にしていくということも可能かなということで考えております。 ◆17番(金城敦君) わかりました。今までの6‐3制というのは戦後70年間ずっとやってきておりまして、今の少子高齢化の中では、今からの時代には6‐3制だけでは合わないんじゃないかという思いも本員にはありますので、ぜひ新しい教育のあり方のためにも4‐3‐2制とか、5‐4制とか、そういうものを入れたほうがいいいと思います。先ほど、それでも6‐3制の枠組みは維持をしながらということでありますので、やはりその辺は父兄も安心してそのことができるんじゃないかという思いであります。 そして次の質問ですが、その小中一貫校はどのような特色があるのかお伺いします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 小中一貫校について、本日の答弁でも一貫教育の方向性のお話をしているところですが、いわゆる特色と考えているのか、制度上の特色と考えているのが2点ございます。それは何かと申し上げると、小中一貫教育を導入する際には教育課程の特例校制度を入れていきたいと。もう一つが小規模特認校の制度なども導入していきたいと。教育課程の特例校というのは、国が示した教育課程にやはり独自の教育課程を組み入れるという考え方です。例えばこれまでも議会の中でも申し上げてきたんですが、外国語教育を充実させる。それから地域のふるさと学習などの新たな教科を編成する等の教育課程特例校の制度ですね。その中で特色ある学校づくりを目指したいと考えています。それからもう1点の小規模特認校制度については、通学区域が現在のところは決められておりますが、通学区域を小規模特認校制度では市全体に広げるというふうなことになってきます。その中で、児童生徒の、それから学校規模の確保というか、維持できるということにつながるかと考えています。 ◆17番(金城敦君) わかりました。それは通常の学校にはない特色ある学校づくりを進めるということですので、大変すばらしいことだと思います。 では、次の質問ですが、3つの形態の施設一体型、施設隣接型、施設分離型とはどのようなものかお聞きします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 市内6中学校区全てで学校の規模であるとか、それから周辺環境も違いますので、それを勘案して3つの型を導入したいということで考えています。まず1つ目の施設一体型は、同じ敷地内に小学校から中学校まで、小学1年から中学3年まで同じ敷地、校舎の中に児童生徒が学校生活を送り、9年間一貫した学習や活動を進めていく形態が施設一体型になります。それから施設隣接型は、隣接した校舎を活用して、小中教員の乗り入れ授業や交流活動、学校施設の相互利用を工夫し、同じく9年間の一貫した学習活動を進めていくのが施設隣接型です。3点目の施設分離型は、校舎が若干離れてはいるんですが、校区内の小中学校が一貫した指導という部分は同じになります。そして児童生徒の交流等を促進して教育活動を展開していくというのが施設分離型になります。 ◆17番(金城敦君) わかりました。施設はそのままの状態でも一貫校はできるということだと思います。できるだけ市内全域でどの形態がいいのか、それを見きわめていい方向に持っていってもらいたいと思います。 では、今後モデル校の指定、教育課程編成以外に整備するものは何がありますか。お願いします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 先ほども答弁をしたものと重なる部分が出てきますが、地域住民の理解を得るということが非常に大事かなと考えています。小中一貫の推進委員会の中にも地域の代表も入って意見をいただくということも考えているんですが、地域への説明会等も、令和2年度に推進室を立ち上げますのでその中で準備を整えていきながら、数回にわたって地域での説明会も、これはどうしても大事な部分かなと考えております。 ◆17番(金城敦君) そうですね、その準備の段階で住民懇談会は大変重要だと思いますので、慎重にお願いいたします。 あと、具体的なスケジュールがどうなっているのかお聞きします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 今年度、一貫教育の基本計画を策定して、総合教育会議でも報告をしたという説明をしました。現在、推進委員会の設置要綱等の準備ですね、人選等を行っております。来年度、令和2年度に小中一貫教育の推進室の開設を考えています。あわせて推進委員会をスタートさせたいと考えています。来年度の7月、8月をめどにモデル校の指定を今のところ考えています。モデル校には最初の一貫校のスタートを考えている高嶺小中学校区になると考えているところです。その中で、地域の住民懇話会も進めていきたいと考えております。そして当然、教育委員会内での推進室でもどういう教育課程、カリキュラムがいいかという部分は準備を進めていきますが、情報を収集してやっていきますが、教育課程の編成というのは学校が行うことになっておりますので、高嶺小学校、中学校においても令和3年度からは学校の中でも、先生方にも教育課程の研究をしていただくという形で、今のところ調整をしております。そして2年ないし3年間、来年度からすると3年間あるんですが、3年間準備を整えて令和5年度ですね。高嶺小中学校区を施設一体型の小中一貫校として開校を令和5年度目指すということになります。ただハードの部分がございますので、教育委員会指導部のほうではソフトの部分の枠組みをつくっている状況です。ハードがどうしても関係しますので、お互い連携をして目指していくということで御理解ください。 ◆17番(金城敦君) わかりました。これは議会でも小中一貫教育については、市内全域で導入していただきたいという議員からの意見もありますので、早目の準備室を設置して検討なさいますようお願いいたします。市長また予算のほうも、ぜひ計上してもらって、早目の設置をお願いいたします。 では、オのほうの高嶺小学校の件でありますが、いよいよ本格的に基本設計から予算がついて始まるようでございます。高嶺小学校が、先ほどもありましたように、効果を上げて、ほかの地域も取り入れたくなるようなモデル校として、すばらしい学校ができるよう期待しておりますので、ぜひ頑張ってください。お願いします。教育委員会のものはこれで終わりたいと思います。ちょっと休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時35分)                              (再開宣告午前10時35分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆17番(金城敦君) 観光農園について再質問いたします。 先ほどの答弁から、今後観光農園全体の活性化を図るため、有効活用に取り組んでいくようでありますが、来年度以降の指定管理者についてどのような選定が望ましいか検討をしているようですが、本来の目的である農業の高次化や観光の振興による、活性化に結びつけるような指定管理をできるよう取り組んでくださいますようお願いします。ちょっと質問しますが、先ほどもありましたように観光農園内で栽培するコーヒーは普通のものとは違うと聞いておりますが、その特徴はどういうものかお聞きします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 今回、観光農園で栽培するコーヒーはどういう特徴があるかとの御質問の内容でありますが、凍結解凍覚醒法と称するもので、種子や細胞をマイナス60度Cで凍結させることにより、遺伝子の環境情報を消去し、植物本来の生命力を引き出し、過酷な栽培環境下の中で最大限に順応させる技術で栽培されるものでございます。 ◆17番(金城敦君) この栽培は最新の栽培方法だと思いますが、私もテレビで見たんですけれども、バナナもそういう形でやっているのを聞いたことがあります。ぜひこれも進めてもらいますようお願いします。 次になりますが、観光農園以外でもこのコーヒー栽培を行うことを考えているのかお聞きします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 今回、栽培をスタートさせまして、周辺地域でコーヒー栽培を行いたい農業者の方がいれば、栽培技術の提供、講習を受けた後にコーヒー栽培を行っていく予定となっております。 ◆17番(金城敦君) このコーヒー、沖縄でもコーヒーの実がなるのはわかっておりますので、私も少しだけ栽培したことがあって実がついたこともあります。私もこの講習を受けてコーヒー栽培をしたくなっております。 では、次に移りますが、コーヒー栽培で農業振興は図れるのかお聞きします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 国内のコーヒーにつきましてはほとんどが輸入に頼っておりまして、また近年では中国のほうでも需要が高まっている状況でございます。コーヒーは今後、農業振興に貢献できるものと考えております。 ◆17番(金城敦君) そうですね、私も事業としては確立できるものだと思っております。 次の質問に移りますが、観光農園敷地内にある株式会社ホクガン所有の黒糖加工施設は、現在どのようになっているのかお聞きいたします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 同施設につきましては、これまでほとんど稼働していない状況でございましたが、株式会社ホクガンから申し出により、本年7月10日で本市に無償譲渡がなされております。今後、市としては、同施設の有効活用を図っていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦君) せっかく株式会社ホクガンから無償で譲渡されておりますので、ここでコーヒーの焙煎をするとか、いろいろな有効活用を図ってくれますようお願いいたします。観光農園の質問はこれで終わります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時40分)                              (再開宣告午前10時40分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆17番(金城敦君) では、民泊についてお伺いします。 今までこの民泊に関しては、今回の議会でも浦崎議員、金城悟議員が質問をしておりますが、それで大体のことは出てきておりますが、私のほうはもう一度、再確認のために質問をしたいと思います。糸満市として、県条例の見直しができないか打診しているようでありますが、県のどの部署が担当窓口か。それと県から見直しのための条件や市に対しての要望がないかお聞きします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 沖縄県の担当部署につきましては、保健医療部衛生薬務課でございます。現在のところ県から市に対しまして、条例の見直しのための条件や要望等の提出依頼の連絡はございません。 ◆17番(金城敦君) 県からの条件とかはないと言っておりますが、これが条件なのかわかりませんが、教育民泊実施に伴う周辺地域から苦情等がないこともその条件に入っているものだと思っております。そのためには、きょうも来ておられます民泊の皆様にいろいろ聞き取りをしたり、相談をしないといけないと思いますが、この糸満市観光民泊部会から要請の民泊部会との話し合いの場を設けることの要請に対してはどうするのかお聞きします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 民泊業者の実情や課題の把握を行うためにも必要に応じて、今後実施してまいりたいと考えております。 ◆17番(金城敦君) 大変大事なことだと思いますので、民泊事業者の方と密に対策を考えていただくようお願いします。 最後になりますが、私ども経済建設委員会においても沖縄県に対して民泊新法に係る教育民泊の県条例の規制緩和についての意見書提出について取りまとめているところではあります。糸満市も教育民泊や家主居住型民泊事業者の差別化が図られないか、沖縄県に対して要望していくと答弁していますので、教育民泊事業を停滞させることなく、そして教育民泊事業者が健全で合法的な教育民泊が続けられるよう頑張っておりますので、それに対してもぜひ一緒になって頑張っていただきますようお願いします。 以上で一般質問を終わります。 ◆14番(當銘真栄君) 皆さんこんにちは。最終日でございます。元気よく行きたいと思います。それでは市民の方と対話したこと、問題をいろいろ一般質問に取り上げ、通告に従い、一般質問をさせていただきたいと思います。 件名1、教育行政について。小項目1、通学路の安全点検について。ア、通学路安全点検実施状況を伺う。イ、問題点、課題点の対策について伺う。 小項目2、教室へのカーテン設置について。ア、極端に明るい教室で電子黒板等で授業をすると児童生徒の目に影響はないか伺う。イ、学校現場から設置要望はないか伺う。 小項目3、防球ネット設置について。ア、防球ネットの必要性を伺う。イ、飛球により学校近隣への住宅施設の破損や事故等の有無について伺う。ウ、近隣の市と比較し本市の設置状況を伺う。 小項目4、学校日直廃止から1学期、夏休みを終え、学校現場や職員への負担等について伺う。 件名2、地域公共交通について。小項目1、いとちゃんminiについて。ア、進捗状況を伺う。イ、車椅子対応可能なリフト付きいとちゃんminiの利用状況を伺う。ウ、バス停の設置基準があるか伺う。 小項目2、沖縄都市モノレールにおいては、那覇市と浦添市を結ぶ延伸部分の運行が10月1日から始まります。市の発展や観光振興・地域振興の観点から公共交通整備は不可欠だと思います。本市のモノレールに対する考えを伺う。 件名3、道路行政について。小項目1、市道阿波根橋口線の進捗状況を伺う。 演壇では終わり、あとは再質問を質問席にて行いたいと思います。 ◎市長(上原昭君) 當銘真栄議員の件名2、地域公共交通について。小項目2のモノレールに関する御質問にお答えいたします。 モノレールは交通渋滞等の影響を受けず、定時・定速で運行できるという大きな特性を持っており、本市まで延伸された場合、交通の利便性や観光の活性化、まちづくりなど、多様な波及効果をもたらすものと認識しております。 残りの質問については教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 當銘真栄議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1、通学路の安全点検。ア、通学路安全点検実施状況についてお答えいたします。 通学路の合同点検は令和元年8月19日、20日の両日、糸満市教育委員会、糸満市青少年育成市民会議が主体となって、学校、糸満市民生委員・児童委員連絡協議会、糸満警察署、糸満市の団体であります商工会、漁協、JA、女性連合会、交通安全協会、防犯協会などの関係団体の協力のもと、市内の全小学校で実施いたしました。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目1、通学路の安全点検。イ、問題点、課題点の対策についてお答えします。 小項目1、イ、問題点、課題点の対策については、点検実施後、危険箇所対応策等について関係者で情報共有を図っております。今後は、学校から点検結果の報告を受けて、関係課等による協議の場の設置も検討してまいりたいと考えております。 次に御質問、件名1、教育行政について。小項目2、教室へのカーテン設置。ア及びイについてお答えします。小項目2、ア、極端に明るい教室で電子黒板等による授業は児童生徒の目に影響ないかについては、児童生徒にどの程度影響があるか把握しておりません。しかし、電子黒板が教室外からの外光により見えづらい教室があることは、学校訪問などで把握をしております。 次にイ、学校現場からの設置要請については、一部の学校からは市教育委員会事務局による学校訪問の際に、電子黒板の見えづらさ、カーテン設置の要望が出されております。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目3、防球ネット設置。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目3、ア、防球ネットの必要性につきましては、小学校及び中学校の運動場で児童生徒等が野球、サッカーなどの球技を行っていますので、ボールが校外へ飛び出すことを抑制する上で防球ネットは必要との認識を持っております。 次にイ、飛球により学校近隣への住宅施設の破損や事故等の有無につきましては、直近では平成30年5月に潮平中学校で野球のボールが防球ネットを飛び越えて、近隣住宅の駐車場屋根に当たり、屋根を破損させる事故。ことし5月に糸満中学校でサッカーボールが防球ネットを飛び越えて、近隣住宅に駐車中の車のボンネットに当たる事故がありました。 次にウ、近隣の市と比較し、本市の設置状況につきましては、小学校について、那覇市は学校数36校のうち27校が設置、豊見城市は学校数8校のうち6校が設置、南城市は学校数8校のうち8校が設置、本市は学校数10校のうち3校が設置されています。 次に中学校については、那覇市は学校数17校のうち17校が設置、豊見城市は学校数3校のうち2校が設置、南城市は学校数5校のうち4校が設置、本市は学校数6校のうち6校が設置されています。 次に小項目4、学校日直廃止から1学期、夏休みを終え、学校現場や職員への負担等についてお答えいたします。学校におかれましては、御不便な部分があるかと思いますが、学校の状況に応じて教員や保護者、部活動、少年スポーツ団体など、地域を含めた学校づくりとして工夫をしながらの対応をお願いしているところであります。教職員の負担軽減につきましては、時間外、土日、祝祭日の電話対応の軽減を図るための留守番電話の設置、校務支援システムの導入、ICカードによる勤務時間集計システムの導入、スクールサポートスタッフの配置、部活動指導員の配置など、総合的な観点から負担軽減に取り組んでおります。 ◎市民健康部長(福元信美さん) おはようございます。御質問、件名2、地域公共交通について。小項目1、アからウについて順にお答えします。 小項目1のアのいとちゃんminiの進捗状況についてお答えいたします。いとちゃんminiは平成30年度より試験運行を開始しております。市内165カ所にバス停を設置し、運行時間は午前9時から午後5時まで、利用する距離に応じて料金設定がされています。平成30年度利用人数は延べ1万8,672人、平成31年度4月から8月までの利用人数は延べ9,957人となっています。なお、試験運行は令和2年度までを予定しております。 次にイの車椅子対応可能なリフト付きいとちゃんminiの利用状況については、平成30年度利用人数は7人、平成31年度4月から8月までの利用人数は1人です。 次にウのバス停の設置基準については、バス停を新設する場合は原則として次の4つの基準を全て満たした上で、糸満市で必要性を判断し、バス停新設承認案を作成後、糸満市地域公共交通会議で承認を受けることとなっております。4つの基準とは、1、新設しようとするバス停設置箇所の管理者の同意が得られていること。2、他の公共交通との結節点となる場所、もしくは市内主要施設であること。3、新設しようとするバス停の付近道程200メートル以内に既存のいとちゃんminiバス停がないこと。4、不特定多数の利用が見込まれることとなっております。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名3、道路行政について。小項目1、市道阿波根橋口線の進捗状況についてお答えいたします。 阿波根橋口線は平成28年度に概略設計を行い、平成30年1月8日に地元説明会を開催し、現時点で地権者から89%の同意をいただいております。今後は、現在進行中のその他の改築事業の進捗ぐあいを見ながら、事業化に向けて推進してまいります。 ◆14番(當銘真栄君) 答弁ありがとうございます。それでは件名1のほうから順次、再質問をさせていただきたいと思います。 通学路安全実施状況ですけれども、教育委員会では糸満市通学路交通安全プログラムという、通学路の安全確保に関する取り組み方針ということで、これは平成26年8月に出されています。この推進会議のほかにメンバーということでありますけれども、このメンバーはどういう方々かお答え願いたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 平成26年8月に糸満市通学路安全プログラムの方針等を策定しております。内容については、これを踏襲した形で現在も安全プログラムですね、安全点検等を行っていますが、毎年、若干変更しながら進めているという現状がございます。議員から御質問の推進委員会の設置メンバーについては、まず糸満市教育委員会の指導部、総務部、学校教育課、生涯学習課がかかわります。それから糸満市市民生活環境課、建設部、そして南部国道事務所交通対策課、沖縄県南部土木事務所維持管理班、糸満警察署交通課、糸満市教頭会、学校代表という形でお願いをしています。そしてPTA連合会代表の方に参加をいただいております。 ◆14番(當銘真栄君) ことし8月9日でしたか、兼城で私も呼ばれましたけれども、小学校区の安全点検ということで回りました。日ごろから見ている中で前々から訴えているところもまだまだ改善されていない。これを見ると連携を図っているように見えるんですけれども、なかなか前に進まないところが結構あるんですけれども、改善している部分もあります。グリーンベルトを敷いてもらったりとか、よくなっている部分もあるんですけれども、一部であって、残りがまだまだ改善が必要ですけれども、このおくれている理由は何ですか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 連携の会議のほうで、各学校、小学校から上がってきた点検結果表を示して、例えば横断歩道の白線が消えかかっているものについては、公安委員会のほうへお願いしますであるとか、それから空き家、空き家の雑草等については市民生活環境課あたりに状況をお願いすると。それぞれ状況を振り分けてお願いをしている部分がございます。そういう形で会議のほうは進めておりますが、先ほど議員から指摘のあるとおり、改善がされたという部分もございますが、まだ全て改善には、すぐには動けていないという状況がありますので、また今年度も今後連携の会議を開催しますので、学校のほうから今月末をめどに報告が来る形になっていますので、それを精査して、また関係部署で早目の対応ができるようなことをこちらとしては行きたいと考えております。 ◆14番(當銘真栄君) 本当に大変危険な場所もあるんです。こういうところは、先ほど県道であれば、南部国道事務所とか糸満警察署等もその中には入っているはずなので、どんどん学校から上がってきた危険な場所、そういったところは連携を図りながら、ぜひ前に、早目に進めてほしいと思います。何名かの議員からも道路標示が薄くなっているとか、そういったことがあります。近隣、豊見城市の学校近辺を見ると、カラー舗装をされています、こうやって。これは豊崎小学校ですけれども、こういうふうに通学路、きれいにカラー舗装されて、これはちょっとした路地の十字路ですけれども、こうやって全部きれいにされています。これはほとんど農道です。農道と近いぐらいの、座安小学校の県道ですか、あれは。じゃなくて、一本中に入ったところの道ですけれども、こういうぐあいにきれいにカラー舗装がされています。今後、今、消えかかっている路面標示、ぜひ変えるんでしたらこういったカラー舗装で糸満市内の学校の近辺をぜひやっていただきたいと思います。糸満市と豊見城市と、これは豊見城の座安です。なぜこれだけ差があるのかなと。子供たちに対する思いが薄いのかなと思うぐらい、ここは安全に子供たちのことを見守っているのかなと。非常にうらやましいところがありますので、ぜひ教育委員会、教育長、これを見てやるという意思の答弁をもらいたいと思います。お願いします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 議員から御指摘の部分も重々、また鑑みて対応をしていかないといけないなと考えております。特に教育委員会としましては、通学路の安全について、今議会でも学校周辺、学校前の横断歩道の舗装が消えているという部分の御指摘が大分出ております。これまでも公安委員会のほうに要請をしてきましたが、市役所の関係部局ともさらに連携を深めて、再度また公安委員会にきちんとした形で要請をしたいと考えております。ちょっとカラー舗装の部分については、私どものほうでもできる、できないという答弁はできませんが、やはり最低限きれいな形で線を引いていただくという部分は要請していきたいと考えております。 ◆14番(當銘真栄君) できるできないは、指導部長が言えないかもしれませんけれども、ドライバーからすると学校近辺に横断歩道等があるというのは見てもわかるとおり目立ちます。子供たちの注意喚起にもなるはずですので、ぜひカラー舗装でできるようにやっていただきたいと思っています。もう1点、きょう朝、私が撮ったんですけれども、兼城小学校のある塾の前ですけれども、ガードレールに車がぶつかって、ガードレールが破損しています。これを見ると本当にガードパイプがなくて、こういう通学時間帯にもし事故があったらどうなるのかなと本当にぞっとします。これは平成27年、私がPTA会長をしているときに、当時、小学校は屋良校長、中学校は大城譲二校長が連名で小中のPTA会長と各自治会からも上がっています。これで南部国道事務所、教育委員会、警察署の4カ所から全て一緒に回ってきました。あのときに進入パイプとガードレールを設置していただきました。このおかげで子供たちは安全に見守られているだろうと思っています。もしなかった場合、大変な大惨事になったのかなと思うぐらい、これを見たら市長そう思いますよね。ぜひ糸満市内の各学校の近辺にガードレールが設置されていない場所、通学路であるところはぜひ教育委員会は調べて、早急にでも対応していただきたいと思います。全国では通学路、集団登校の列に車が突っ込んで事故が発生している場面も結構ありますので、ぜひ子供たちの安全の観点からひとつ早急に対応していただきたいと思います。ちょっと休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時08分)                              (再開宣告午前11時08分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆14番(當銘真栄君) 続きまして、学校の教室のカーテンの件ですけれども、一部の学校からということではあるんですけれども、学校に行くたびに教育現場からは子供たちの目の心配をする先生方もいます。父兄もいます。以前は、ある保護者から兼城小学校に対しても要望書等、一部からであると思いますけれども、出されています。これは学校評議員会でも子供たちに対する目の心配をする職員、学校の先生、OBからも指摘を受けていますけれども、そういった意見は委員会に上がっていますか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 先ほども申し上げましたが、学校訪問に行った際に、学校のみではなくて、学校関係者から要望がありますということは聞いております。 ◆14番(當銘真栄君) 本当に、これは強い意見がありましたので、私も学校評議員は終わりましたけれども、委員の中からも子供たちの本当に心配している。全教室ではないです。一部というか、日が当たる一部の教室を、どうしてもカーテンが必要だというところはぜひ点検して、子供たちの体調管理は何よりも優先されるものだと思っていますので、教育委員会としても取り組んでいただきたいと思います。専門家の視点ということで、これはインターネットで出ています。瞳孔が開いて焦点が合いづらくなるため、逆に児童生徒の目が疲れやすくなるとか、いっぱい結構いろんなことが出ていますので、改善策とか、電子黒板のタブレット、PC画面を見ると、児童生徒の目の疲労を早めて、円滑な授業の実施に支障を来す可能性があるとかありますので、ぜひカーテンに関しては、前も指摘していますけれども、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますので、頑張っていただきたいと思います。休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時11分)                              (再開宣告午前11時11分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆14番(當銘真栄君) それでは防球ネットにつきましてですが、これも以前からずっと指摘させていただいております。前回もさせてもらいました。現場も恐らく確認はされているのかなと思いまして、私は比較して、これは豊見城の座安小学校です。これは兼城小学校です。これは父兄が簡易でやっているネット、一目瞭然だと思いますが、教育長、これを見て施設整備という観点からどう思いますか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 議員お示しの座安小学校につきましては、学校の環境整備事業で補助事業を導入してつくったものと思われます。本市でも3校はそういった類いのものをつくっていますけれども、今後もこういったネットの必要性は感じておりますので、整備していきたいんですけれども、ただその環境整備も大規模な部分ですので、ここはやっぱり計画的につくっていきたいと思っております。確かに小学校10校のうち3校しか設置されていませんので、今後は計画的に整備できたらいいかと考えております。ただ暫定的には何校か、小学校の野球の保護者の方々が暫定でつくっている部分はありますけれども、これにつきましては、教育委員会としても協力しながら一緒につくっていきたいというふうに考えているところです。 ◆14番(當銘真栄君) 建てかえの米須小学校、県道7号線沿いになるはずですけれども、そこはどうなりますか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 米須小学校が現在、校舎を建てかえしていますけれども、校舎の部分とグラウンドの部分に段差が大きくあって、その間の擁壁も非常に危ないという状況がありまして、ブロック塀等もグラウンドの南側ですか、ブロック塀等が危ないので、そこにつきましては、先ほど言ったように大規模な環境整備が必要かと感じているところです。ただ、現時点におきましていつやるかとか、整備計画を持ち合わせておりませんけれども、必要性については感じているところであります。 ◆14番(當銘真栄君) 大変申しわけないんですけれども、豊見城を見ていますので、新設の学校、例えば上田小学校から分離したとよみ小学校なり、各小学校回らせていただきましたけれども、そこも最初から全てきれいにネットが巻かれています。なぜ糸満市はできないのかなと。今、大規模なものだという話ですけれども、大規模だろうが豊見城市はできているんだけど、なぜ糸満市ができないのかというのがちょっと不思議です。同じ財政規模、力だと思いますが、その辺の違いというのはどういうふうに考えていますか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 豊見城市と比較されて整備状況が悪いというお話ですけれども、確かにそういった部分は感じますけれども、財政規模とか同一かどうかまだ確認できませんけれども、学校の数も違いますし、また歴史も違いますし、そこは一概に比較できない部分があると思います。必要な施設ができていないということについては非常に心配をしております。ですから、糸満市も計画的につくっていきたいという思いはあります。ただ、早急に一気にというわけにはいきませんし、まずは優先順位的に校舎であるとか、耐震化ですね、今米須小学校がやっていますけれども、あとブロック塀とかもろもろの、これから改修すべき部分が多くあると思っております。その中でこういった防球ネットがいつできるかということについても、今後、検討させていただきたいと考えております。 ◆14番(當銘真栄君) 優先順位もわかります。確かにブロック塀等、先にやるものもいっぱいあると思いますけれども、先ほど事故とか破損の有無ということで、これは中学校ですけれども、やっぱり中学生も体力的なもの、力と、小学校とは全く違うので参考にはならないと思いますが、ぜひ小学校はもう3校しかないです、糸満市においては。小学校でも、よく学校に行きますけれども、子供たちは野球をしたりサッカーをしたりいろいろやっています。ボールが出た場合に子供たちが取りに行きます。心優しい方はボールを拾って投げる方もいれば、怒鳴って怒る方もいます。お叱りを受けながら、ボールを拾いに行くという。ああいうのを見ると子供たちかわいそうだなと思う場面も多々見ていますので、ぜひ子供たちの環境を、のびのびと、例えば山川選手ではないんですけれども、いずれは糸満市からも日本を代表するようなプロ野球選手なりサッカー選手なりが出てくると思いますので、この子供たちが何も心配なくのびのびとできる環境をぜひ早急に私はやっていただきたいと思いますので、教育長、ぜひ頑張っていただきたいと思います。これに関しては以上です。 それでは、学校日直廃止から夏休みも過ぎてもう2学期に入っていますけれども、これに関しては、先生方の負担はそんなにないと理解していいですか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えします。 日直が廃止されることによって、全くないかというと、そういうわけではないと思います。多少なりとも御不便をかける部分はあるということを認識しておりますし、学校現場からもそういった声が聞こえてきております。ただ、もろもろの事情で廃止に至ったわけですけれども、逆に地域の協力とかPTAとかを含めて、学校と協力していただけるという部分もあると思いますので、そこはお願いしているところでありまして、今後とも御協力を願いたいということであります。 ◆14番(當銘真栄君) 私のほうも、何校か回らせていただきました。確かに全く負担はないとは言えないと言っておりました。各学校とも工夫しながらやっているところで、教頭においては土日も鍵を渡して工事関係者等にやっていただいているけれども、やっぱり心配だということで出てきて、戸締まりを最終的にチェックしているという教頭先生もいました。中には日直制ができればあったほうがいい。でも、教育委員会の方針だからしようがないという諦めの言葉をいただいた方もいます。なかなか教育現場からははっきりした意見というか、必要だという言葉は出なかったんですけれども、工夫してどうにかやっている状況だと思います。3月定例会の中でもなぜ廃止かということの答弁の中で飼育の餌やりと、植木の水かけ等というお話がありまして、日直をやられていたシルバー人材センターの方々からは、僕らの仕事の内容を全然把握していないと。大分怒りの言葉もいただきました。これに関しては終わり方がまずいのかなと、締め方というか、こういう方々というのは、ある校長からはすばらしい、業務以外のこともいっぱいやっていただいたと。子供たちに本当におじいちゃんの観点から、孫を見るような、孫を預かるような形で子供たちを見ていただいたということで、非常に感謝する言葉がありました。学校現場からはそうですけれども、やはり教育委員会の答弁として、こういう締め方をすると、日直されていた方々の労をちゃんとねぎらうべきではないかと思いますが、その点に関してはどう思いますか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 シルバー人材センターに日直業務を委託しておりましたけれども、シルバー人材センターのほうには昨年11月ごろ、予算編成のときにシルバー人材センターに対してはこういった方針で廃止をしますというふうなお話をさせていただいております。その中で、もろもろの事情を説明しているんですけれども、実際、業務につかれている方々の貢献については、学校の貢献については非常に感謝をしておりますけれども、継続できない理由もございますので、そこはシルバー人材センターに説明を申し上げて廃止をさせていただきたいということでございます。 ◆14番(當銘真栄君) 私が言いたいのは、シルバー人材センターの方々じゃなくて、日直されていた方々に少しでも労をねぎらっていただくとか、そういったことをやっていただければよかったのかなと思います。突然というか、シルバー人材センターの上部団体とは何度か話をされていたかもしれませんけれども、現場にいる人たちからすると、やっぱり突然の解雇という感じの捉え方をされているのかなと思っています。どこかで行き違いがあるのかと思いますが、この辺はきれいに対応されて、労をねぎらったほうが、今後のためにもいろんな形で学校に、学校現場としてはいろいろ地域からの協力等をされていると思います、いろんな形で。そういった意味でもそばから学校を支えるような環境を継続できるように、ちゃんとしてもらいたいと思いますので、その辺をしっかり対応していただきたいと思います。それでは、次に移りたいと思います。 いとちゃんminiについてです。地域別の利用状況をお伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 地域別の利用状況につきましては、今、持ち合わせがございません。 ◆14番(當銘真栄君) ある程度で構わないです、例えば三和地域が多いとか、兼城、高嶺、どこの地域が多いかという。これが少し知りたいんですけれども、私が乗務員から聞いた中では三和地域が一番多い、兼城が多いという話を聞きましたけれども、それは認識されていますか。数字じゃなくていいです。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時25分)                              (再開宣告午前11時38分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 平成30年度の地域別の乗降者数というのがございまして、そちらで見ますと、乗車人数としては三和地区のほうが一番多く5,095人、続いて糸満、兼城、西崎、高嶺となっております。また降車になると、糸満地区が5,365人、続いて兼城、三和と続いております。やはり三和地区の方々が役所やスーパー、銀行など、生活路線として活用しているものと考えられます。 ◆14番(當銘真栄君) 部長ありがとうございます。私も乗務員の方から聞いた中ではそういう話を聞いております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時39分)                              (再開宣告午前11時39分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆14番(當銘真栄君) 先ほどの質問の中で、通学路の場面で南部国道と言ったですけれども、沖縄県土木建築部に訂正をお願いします。 済みません、いとちゃんminiに戻りたいと思いますけれども、利用者が大分ふえていると思っておりますので、この利用者からminiに対する感想等があればお聞かせください。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 昨年度実施したアンケート調査の中では、肯定的な意見としては「移動制約者のために必要である」「市内主要施設への行きやすさを向上させるために必要である」という御意見、また一方では「今はほかの交通手段があり困っていない」「利用する方法がわからない」という御意見もありました。 ◆14番(當銘真栄君) これは本当に、今工夫をすれば時間帯が、先ほどの答弁でも9時から5時だったんですけれども、この時間帯も通勤、通学に合わせて時間帯とか、このパンフレットには習い事等もありますけれども、例えば中学生とかは受験勉強で学習塾等へ行く場合には9時、10時です。親御さんが送迎等をやられていると思いますけれども、それだけでもやっぱりいとちゃんminiが活用できれば非常に助かる部分もあるかと思っています。だからこれ工夫をすればもっともっと利用者がふえるのかなと思っていますけれども、今現在、よく利用される方、お得な回数券等があると思いますけれども、これの利用を促しているのか、利用状況等があればお聞かせください。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 回数券、こちらのほうでも利用を推奨しているところであります。平成30年度の回数券の販売冊数、1冊12枚つづりで1,322冊、売り上げは187万3,800円、平成31年の4月から8月までの回数券販売冊数は772冊、売り上げは102万1,500円となっております。 ◆14番(當銘真栄君) これ、お得の内容を教えてもらっていいですか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) こちらは10回分の金額で12回分の乗車券が購入できるというところです。 ◆14番(當銘真栄君) この辺も大分喜ばれているという話もお聞きしていますので、大分利用者がふえて、予約がとりきれないぐらいの電話が殺到しているというのか、掛かりづらいということも聞いていますけれども、この状況はどうですか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 詳細は把握していないんですが、やはり電話をしてもなかなか重なっていて予約がとりづらいという声は聞いています。 ◆14番(當銘真栄君) それほど結構人気が出てきている、利用者がふえているのだと思います。もう1点、先ほどは車椅子リフト付きの7人と、平成31年度1人ということでありましたけれども、これも利用者から何か意見等がありましたらお聞かせください。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 直接リフト付きのほうの利用者の方からのお声は伺っておりませんが、やはり固定の方が利用されていたというところと、この方が事情にあって利用できなくなったというところもございます。 ◆14番(當銘真栄君) ありがとうございます。バス停の件ですけれども、既存のバス停で、今あるバス停で利用者がいない場合、これを変更するというのはどのようにやれば変更等が可能なのかお聞かせください。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 先ほども新設の基準というのを申し上げましたが、逆に同様に、昨年度、バス停の廃止基準というのも設けておりまして、こちらも2つ項目がありまして、そのいずれかに該当する場合で、また案を作成して、交通会議で承認を受けるということになっております。その2つというのが、1、バス停設置後ほとんど利用されておらず、今後も不特定多数の利用見込みが低い、2、環境変化(施設解体等)によりバス停機能の維持が困難となったというところでございます。 ◆14番(當銘真栄君) 私のところにもあるお年寄りから相談が来ました。既存のバス停があるんですけれども、そこまで腰、膝等が痛くて歩くのが困難だと。変更できないかと、今あるバス停もなかなか人が乗っていないということで相談がありましたけれども、その基準に当てはまるものであれば、また調査しながら利用できるような環境をつくっていきたいと思っておりますので、ぜひその辺も頑張っていただきたいと思います。もう1点だけ、国吉線をいとちゃんminiで回っていると。この内容を教えてもらいたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 国吉線ですね、運行期間は平成30年10月から令和3年3月末の約2年6カ月間、運行形態としては指定の乗降所と出発時間が定められている定期運行ということで、運行区域は国吉線真栄里回りと同じルートで、運行時間は平日のみ1日2便運行での7時発と7時35分発です。バス停の数は20カ所の国吉線と同じです。運賃は一律160円です。ただし、小中学生の子供については半額の80円となっております。 ◆14番(當銘真栄君) ありがとうございます。いとちゃんminiについては、例えば免許返納者、これからどんどんふえる可能性があると思いますけれども、そういった方々には利点というのは何かあるんですか。あれば教えてください。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 免許返納者の方につきましては、料金が障がい者の方と同じ料金という形で半額になっております。 ◆14番(當銘真栄君) ありがとうございます。このいとちゃんminiについては試験中ではあると思いますけれども、公共交通の空白地帯、交通弱者の観点からは一定の効果を上げているのかと思いますが、市長の見解をお伺いしたいと思います。 ◎市長(上原昭君) いとちゃんminiの概要については、先ほど部長が答弁したとおりでありますが、その運行については、やはりかなりの財政負担を生じていること。それから一般のバス、補助、これも結構あります。そういう中で、市内でまだまだバス路線網が充実していないということもあって、例えば西崎地区ですと、非常にバス等の利便性が悪いという話も聞きますので試験運行をしながら、その中で今後のあり方については検討していきたいと思っております。 ◆14番(當銘真栄君) 私は、市長から一定の効果はあったということを聞きたいんですけれども、私は西崎じゃなくて、空白地帯の三和とか兼城方面、高嶺、路線バスがないところが非常に効果が出ているんじゃないかということを、市長の口から聞きたいんです。どうなんですかと、効果を聞きたいんです。 ◎市長(上原昭君) 先ほど部長から答弁したように、予約がとれないという状況もあるということでは成果を上げているのではないかと思います。 ◆14番(當銘真栄君) ぜひ、これは試験中でありますけれども、本格運用できるように、以前は無駄だとか、いろいろなことがあったんですけれども、ぜひ本格運用ができるように頑張っていただきたいと思います。休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時50分)                              (再開宣告午前11時50分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 先ほど私が免許返納者の方について、料金が障がい者の方と同じように半額になるということでしたが、65歳以上の免許返納者の方ということになります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時51分)                              (再開宣告午前11時51分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆14番(當銘真栄君) 次、モノレールの件に関してですけれども、この延伸と誘致に関しては、市長、県のほうに要請等をしたことがありますか。 ◎市長(上原昭君) 南部地区の公共交通のあり方について、実は昨年度と本年度について南部振興会の中に島尻地域振興開発推進協議会というのがありまして、その中で今調査を行っているところでございます。ただ、調査といっても本格的な調査ではなくて、どのようなルートで公共交通を整備したらいいかということを、本年度まで調査をすることになっておりますが、実は島振協には那覇市が入っておりません。いろいろ南部地域のルートの選定に関しては那覇市がどうしても入らないといけない。現在はオブザーバーということでワーキングチームの中では参加してもらっていますが、そういうことで我々南部振興会としては、これを南部広域圏の中で検討できないかということで、今後、南部振興会から南部広域圏のほうに調査の継続について要請をするという段階に至っております。いずれにしましても、県のほうもこの件に関してはオブザーバーで参加してもらっていますし、非常に関心を持って前向きに取り組みたいという話も私は直接伺っておりますので、今後、正式の会議というよりは、事務方の会議を重ねながら南部地域の公共交通のあり方について一定の方向性を出せればいいのかなと思っております。 ◆14番(當銘真栄君) ありがとうございます。そうですね、その協議の中でも豊見城、糸満のルートという話が出ているようなことも聞いています。真栄里地区の構想の中で、交通ターミナルの形成とありますけれども、その中にはモノレールの考えも入っているのかお伺いしたいと思います。 ◎市長(上原昭君) 先ほど申し上げました豊見城から糸満のルートについて検討しているところですが、豊見城市は、実は独自に調査をするということを聞いておりますので、モノレールなのか、どういうシステムなのかはまだ確定ではありませんので、これは今後の検討となると思います。公共交通拠点のほうもまだまだこれからの話ですので、現在、モノレールであるとか何とかということまでは申し上げられないということでございます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時55分)                              (再開宣告午前11時55分)
    ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 今後、高齢化社会あるいは観光客の増加に対応するためには公共交通は必要だと思っております。先ほど市長からも答弁がありましたように、県にも今後要請していくという話もありました。真栄里地区につきましては、公共交通の試運転というふうに考えています。今、モノレールというお話もありましたが、モノレールも含めて、今後、新交通システムの終点というのが構想で持っている状況でございます。 ◆14番(當銘真栄君) ぜひ、地域の発展、観光振興の観点からもその辺も早目に捉えてほしいと思います。 それでは最後にですが、阿波根橋口線ですけれども、これは何年をめどというか、もしわかれば答えきれるのであれば答えてほしいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 阿波根橋口線についてですけれども、今補助事業を目指して進めています。現在、既存の路線が7路線ありまして、今後新たに5路線、阿波根橋口線を入れて5路線の新規採択を目指しているところですので、既存の整備状況を見ながら事業採択に向けて、現在の計画では令和3年度以降ということで進めているところであります。 ◆14番(當銘真栄君) この件に関しては、2010年から阿波根の自治会より、何度も要請されている、申請履歴というのは阿波根の自治会から出ていると思います。本当に長い年月をかけて常に要請されているところです。令和3年度以降ということですけれども、今の現状を見てどう思いますか、部長。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えします。 現状は把握しております。道路幅員が3.5メートル前後ということで、この道路は座波阿波根線から県道那覇糸満線へ通り抜けするような通過交通が多い道路になっています。その中で舗装が劣化しているところとか亀裂が入っているところも多々見受けられるところもあります。そういう現状は把握していますので、今後、緊急性があるところに関しては舗装する、維持管理に努めていきたいと考えております。 ◆14番(當銘真栄君) 先日は、幸盛議員のほうからも道路法第42条ということで部長にもお話があったと思いますが、道路管理としては何か起こった場合に責任を問われるところだと思いますので、これは最後にですが、簡易舗装、先ほど危ないところの舗装という話もありましたが、令和3年まで地元の方々は待てないと思います。今の現状を、何か起こる前に簡易的な舗装でもやるべきだと思いますけれども、ぜひこれらに答えていただいて、地域の安全、安心を守るためにも一人も残さない、糸満市の市民のためにもぜひやっていただきたいと思いますけれども、最後にこの答弁をもらいまして、私の一般質問を終わりたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁したんですけれども、非常に悪い箇所がありますので、その場所は緊急的に修繕をしていきたいと考えます。地域とともに再度現場を細かく点検して、回って、至らないところは維持、修繕をしていきたいと考えます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時00分)                              (再開宣告午後1時10分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子さん) まず字句の訂正をお願いいたします。件名1、教育行政について。小項目1、「小学校」となっていますが、「小中学校」に訂正をお願いします。 一般質問に入る前に所見を述べたいと思います。建白書は全ての市町村議会で採択され、さらに県民投票でも7割以上の県民が安倍政権の辺野古押しつけに反対をしており、政治、行政というのは住民要求に応えるべきだと思います。翁長県政、玉城デニー県政と引き続き、県民要求の先頭に立っていることは大いに評価できます。沖縄県全体への心配りが必要であり、糸満市だけが地元ではありません。糸満市における問題については、私たち市議会議員、そして本市選出の県会議員がしっかりと取り組むべきではないでしょうか。それでは一般質問に入ります。 件名1、教育行政について。クーラー設置について、私ども党市議団の公約であり握って離さないテーマとして、粘り強く取り上げ、一般質問を繰り返してきました。昨年から設置が進められ、全ての普通教室に夏休み期間中にクーラーの設置を完了する予定であるとの答弁でありました。そこで、小項目1、小中学校のクーラー設置及び稼働状況について伺います。 小項目2、通学路の危険箇所点検後の対応について、早急に方策を講じる必要がある箇所等、対応はどうなっているか伺います。 小項目3、学校給食について。ア、学校給食センター移転計画の進捗状況について、移転場所、移転の予定年度はどうなっているか伺います。イ、自校方式または2カ所設置する意思について、給食への異物混入等が報道機関でも取り上げられ、問題になっています。本市においては認定こども園の昼食のケータリングが認められていますが、その中においても異物の混入が指摘されています。行政が食の安全を保障することが重要です。そのためにも給食センターについては2カ所設置し、より多くの子供たちが利用できるようにするべきだと思います。市長の認識を伺います。ウ、給食費の無償化について、これまで何度も質問してきましたが、子供の貧困対策が重要施策になっています。実際に無償にしている自治体もあります。本市においても実施を求めます。 小項目4、就学援助の基準見直しについて、準要保護の基準は生活保護の120%以下となっているが、過去基準が見直された年度と、当時の基準について伺います。 小項目5、いじめや不登校、虐待等への対応について、現時点で把握している件数及び対応状況を伺います。 小項目6、シルバー人材センターへの日直業務委託廃止の経緯とその後の実態について伺います。各学校どのように対応したのか、問題はなかったのか伺います。 件名2、幼児教育・保育行政について。小項目1、待機児童の解消について。ゼロ歳から2歳までの待機児童の実態と解消の見通しについて伺います。 小項目2、幼児教育・保育無償化について市の対応はどうなっているか、人数、額について伺います。 小項目3、10月からの幼児教育・保育無償化の対象世帯数及び主食費の無償化の意思について伺います。 件名3、防災について。小項目1、自主防災、地域防災の啓発等、取り組み状況はどうなっているか伺う。 小項目2、南海トラフ地震を想定した対応策について、津波等の想定及び市民の安全確保について伺います。 小項目3、市職員の防災士養成の推進について、毎年、市職員を養成することが必要だと考えます。その意思について伺います。 小項目4、避難所の数、環境(空調等)について、実態を把握しているか伺います。 件名4、個人情報保護について。小項目1、市立中央図書館利用者の情報提供の経緯と実態について。 小項目2、自衛隊(防衛省)から高校3年生(18歳)の情報提供を求められたことがあるか伺います。 件名5、水道事業について。小項目1、水道料金について、毎年黒字になっている水道事業については、むしろ引き下げるべきであり、ましてや消費税増税に伴う10%の転嫁はやめるべきだと考えるが認識を伺います。 以上です。あとは質問席より再質問を行います。 ◎市長(上原昭君) 菊地君子議員の件名3、防災について。小項目1、自主防災、地域防災の啓発等、取り組み状況についてお答えいたします。 本市には、自治会単位で結成された自主防災組織が10カ所ありまして、今年度に名城自治会と北波平自治会が組織結成しております。しかしながら、市全体の結成率が低く、今後も引き続き、結成支援に向けた地域説明会、防災講演会、防災パネル展などを実施して、地域の防災力向上に努めてまいりたいと考えております。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 菊地君子議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1、小中学校のクーラー設置及び稼働状況についてお答えいたします。 現在、改築中の米須小学校を除く小中学校の普通教室へ設置し、当初の予定どおり2学期から供用を開始しております。また米須小学校については、現在行っている経年劣化した危険校舎の改築工事の中でクーラーの設置を行います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目2、通学路の危険箇所点検後の対応についてお答えいたします。 通学路の安全点検後、早急に対応する必要がある箇所については、現在、点検結果について報告を学校に依頼している段階でありますので、それを受けて、関係課等と調整していきたいと考えております。 次に御質問、件名1、教育行政について。小項目3、学校給食について。アからウまでについて順にお答えします。小項目3、ア、学校給食センター移転計画の進捗状況について。移転の場所、移転の予定年度はどうなっているかについて伺うについてお答えします。移転場所については、学校給食センター基本計画検討委員会で検討してまいります。移転時期については未定となっております。 次にイ、自校方式または2カ所設置する意思について。自校方式については、各学校での用地確保が難しく、建設費用がかかることと、2カ所設置した場合においても同様なことから、センター方式での設置を考えております。 最後にウ、給食費の無償化については、学校給食法第11条経費の負担、第2項の給食の材料費は保護者負担とする規定を踏まえ、本市では学校給食の材料費は学校給食を受ける児童・生徒の保護者負担とし、全額保護者から徴収しているところです。給食材料費以外の経費、施設整備費、調理委託費、修繕費並びに光熱水費、その他費用については公費負担で対応しているところであります。給食費の無償化については厳しいと考えています。なお、要保護並びに準要保護世帯についての支援は今後とも継続していく所存であります。 次に御質問、件名1、教育行政について。小項目4、就学援助の基準見直しについてお答えします。現在の準要保護基準、生活保護基準の1.2倍は平成28年度から適用しております。なお、改正前の基準は生活保護基準の1.1倍となっております。 次に御質問、件名1、教育行政について。小項目5、いじめや不登校、虐待等への対応について。現時点で把握している件数及び対応状況についてお答えします。令和元年度の状況について申し上げますと、令和元年7月現在、市内小中学校のいじめ認知件数は、小学校49件、中学校5件、計54件、不登校児童数は小学校21名、中学校40名、計61名となっております。また対応状況については、沖縄県、糸満市主催の研修会や校長連絡協議会、教頭連絡協議会等で不登校対応リーフレットや、学校・教育委員会等向け虐待対応の手引き、いじめ対応マニュアルなどを用いて共通理解を図っております。また、本年8月には市内の全教員を対象に児童虐待に関する講演会や生徒指導及び教育相談担当教諭を対象に不登校児童生徒の対応等に関する講演会を開催して周知を図っているところです。 ◎福祉部長(山城安子さん) 御質問、件名1、教育行政について。小項目5、虐待等の現時点で把握している件数及び対応についてお答えいたします。 今年度8月末時点の虐待通告件数について、小中学生に関するものは、小学生で13件、中学生で2件となっております。対応としては虐待と思われる相談、情報提供は通告として受理し、役職を含む3人以上で緊急受理会議を開催します。会議では、初期調査方法、子供の安全確認方法について協議を行い、緊急度を判断し、生命の危険性があると思われるものは警察へ通報、児童相談所へ連絡、協議します。初期調査は48時間以内の目視確認や関係機関からの情報収集を行い、課内会議を実施します。会議ではリスクアセスメント指標を作成、支援方針を決定し、児童相談所への送致の有無、要保護児童対策地域協議会開催の有無等を協議し、関係機関と連携し、適切な支援を行います。要保護児童対策地域協議会の対象ケースとなった場合は、個別支援会議を実施し、関係機関と連携し、適切な支援を行い、実務者会議等で進行管理を行います。 御質問、件名2、幼児教育・保育行政について。小項目1から3について順にお答えします。小項目1、待機児童の解消については、本年度4月1日時点の待機児童数は54人であり、内訳としましては1歳児25人、2歳児29人となっています。ゼロ歳児及び3歳から5歳児では待機児童が発生していない状況となっています。1、2歳児で待機児童が発生しており、当該年齢の定員拡大が有効な手だてとなります。来年度には認定こども園及び小規模保育事業所の新規開園を予定していることから、待機児童の解消に寄与するものと期待しています。また、保育士の不足により定員割れを起こしている施設もありますので、官民一体となり保育士の確保に取り組んでまいります。 小項目2、幼児教育・保育無償化について市の対応はどうなっているかについては、無償化の対象となる子供の人数と保育料についてお答えいたします。保育料の無償化の対象は3歳から5歳及びゼロ歳から2歳までの非課税世帯の子供となっています。なお、認可外保育施設では保育の必要性も要件となります。無償化の対象となる3歳から5歳までの子供の人数は2,274人、ゼロ歳から2歳までの非課税世帯の子供の人数は68人を想定しています。無償化される今年度の保育料は約2億1,531万円を想定しています。 小項目3、10月からの幼児教育・保育無償化の対象世帯数及び主食費の無償化の意思については、幼児教育・保育無償化の対象世帯数は把握していないため、対象人数でお答えします。無償化の対象となる人数は2,342人を想定しています。次に主食費の無償化の意思についてお答えします。主食費の無償化は経常的な財政負担を伴いますので、他市町村の動向と市の財政状況を鑑みながら検討していきたいと思います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目6、日直業務委託廃止の経緯とその後の実態についてお答えいたします。 業務委託廃止の経緯については、今年度以降、小中学校全普通教室への空調設置に係る維持管理費等の増額が想定されることから、既存事業の縮小、廃止も含め検討を行った結果、同委託業務を終了することになりました。学校におかれましては御不便な部分もあるかと思いますが、学校の状況に応じて教員や保護者、部活動の生徒、少年スポーツ団体など、地域を含めた学校づくりとして工夫しながらの対応をお願いしているところであります。 次に御質問、件名4、個人情報保護について。小項目1、図書館利用者の情報提供の経緯と実態についてお答えいたします。市立中央図書館は警察より電話及び窓口において個人情報の提供依頼があったことから、今後の対応について市個人情報保護担当に相談し、法に基づく書面の提出が必要と助言を受けました。そのため、同内容を警察に伝えたところ、警察から法に基づく特定個人の調査関係事項照会の提示がありました。本来、個人情報の提供は令状主義を原則としておりますが、照会内容から加害者の状況や被害者の命にかかわるという特殊な事案であり、市個人情報保護条例第8条の提供の制限の例外規定に合致すること。さらに公益社団法人日本図書館協会が示す捜査機関から照会があった場合の対応事例の要件に合致するなど、個人情報開示の適正性を確認できたことから、市個人情報保護条例に関する必要な事務処理を経て利用者登録等の有無と貸出冊数のみを回答しました。 ◎総務部長(上原仁君) 御質問、件名3、防災について。小項目2から4までについて、順にお答えいたします。 小項目2、南海トラフ地震の対応策については、本市は南海トラフ地震特別法により、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されており、最大で3メートル程度の津波が予想されております。その対策といたしましては、市内の低地帯や沿岸部の60カ所に津波避難誘導表示板を設置、また大型ホテルや県営高層住宅等との協定による津波緊急避難場所の確保を行っております。ほかにも地域や学校を対象に津波避難訓練等を計画的に実施し、日ごろから市民の防災意識の向上に努めております。 次に小項目3、市職員の防災士養成の推進については、防災士は、平時における防災意識の啓発・訓練、地域における被災者支援活動、公的支援到着までの被害の軽減活動などが期待されており、防災知識及び技術の向上を図るため、市職員の資格取得が重要なものと認識しております。今年度は防災担当者1名が防災士の資格を取得しておりますが、今後も市職員の防災士養成については財政状況等を勘案しながら推進していきたいと考えております。 最後に小項目4、避難所の数、環境(空調等)については、本市は地震による津波被害を想定し、海抜10メートル以上の高台の市内小中学校体育館等13カ所を指定避難所として定めております。環境(空調等)については空調が一部稼働する施設がございますが、ほとんどの施設に空調設備は完備されておりません。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 御質問、件名4、個人情報保護について。小項目2、自衛隊(防衛省)から高校3年生(18歳)の情報提供を求められたことがあるかについてお答えいたします。 本市が自衛隊から高校3年生(18歳)の名簿による情報提供を求められたことはありません。 ◎水道部長(伊敷勝君) 御質問、件名5、水道事業について。小項目1、水道料金の消費税転嫁についてお答えいたします。 水道料金の消費税転嫁につきましては、現在、水道施設の老朽化や地震等大規模災害に対応するため、平成29年度から令和13年度までの15カ年計画で大規模施設整備を進めているところであります。施設整備費用は、補助事業ベースで約63億円を要するため、水道料金の消費税転嫁の見送りは考えておりません。また、沖縄県企業局は平成31年2月議会において、受水費の消費税転嫁の条例を可決しており、糸満市は消費税の転嫁分を上乗せして支払いすることになります。水道料金に消費税を転嫁しない場合、確実に費用負担がふえることとなるため、消費税法どおり実施するものであります。 ◆5番(菊地君子さん) それでは質問席より再質問を行います。 小中学校のクーラー設置で、私はある学校では一斉に入れるとブレーカーが落ちてしまうという情報を得ていますけれども、皆さんはそのことについて実態把握しておりますでしょうか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 クーラーを入れるとブレーカーが落ちるという報告は来ておりませんし、今回の御質問を受けて高嶺小学校、中学校へ確認しました。そこで順調に稼働しているという報告を受けております。ただ、昨年高嶺中学校においては、キュービクル受電設備の更新をしております。多分、それ以前は落ちた可能性があるかと考えるところです。 ◆5番(菊地君子さん) 児童生徒からは、9月当初にそういうことがあったと私どもは情報として聞いているんです。だから3年生については受験前なので、3年生の教室を優先してつけるけれども、1、2年生は時間をずらしてクーラーを入れるということを聞いておりますが、報告はなかったということですので、解決したかと思うんですが、いずれにせよ、小中学校のクーラーの稼働について子供たちは、児童生徒は非常に勉強に集中できるということで喜んでおります。このように教育環境を整えるということが本当に重要だと思いますので、今後ともこの問題についてもしっかりと、まだついていない米須小学校とかについても、対応していただきたいと思います。 次に小項目2の通学路の危険箇所の対応ですが、これはことし、まだ報告が出されていないというけれども、3月時点でも出されているところはあったんじゃないでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 教育委員会がかかわっての合同点検は昨年度から行っておりますので、昨年度の点検結果については、昨年度で当然情報としてはございます。今年度分については、先ほど答弁で申し上げたとおり、この後、集まってくることになっているという状況です。 ◆5番(菊地君子さん) 昨年度の要求、対策が必要だというところについては、何%、どの程度対策が打てているんですか。解決しているんでしょうか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 昨年度も点検を受けて、糸満市の交通安全プログラムの委員会を開催しております。その中で当然公安委員会等も参加いただいて、学校も参加いただいて、情報共有をしたというところですが、改善箇所が何%かについては、現在、情報としては持ち合わせておりません。 ◆5番(菊地君子さん) どうしてもこれは緊急に対策が必要だというところについては、全て対応できているということで解釈してよろしいですか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 緊急的に対応が必要だと、これは昨年度のものについてですね、幾つか、会議が昨年の2月でしたので、詳細については大変記憶していないという状況です。今年度については、現時点では学校から至急対応を要する箇所の報告は上がっておりません。 ◆5番(菊地君子さん) 例えば、高嶺校区の通学路で子供たちが多く通るんですけれども、でも横断歩道が消えかかっているんじゃない。全く消えてないという状況があって、PTAや学校教員、それから地域の皆さん、子供たちからもここは危険だと、怖いというふうに訴えが上がっていて、要求として去年もこの道について上がっているんじゃないかと思うんですけれども、JAの近くの高嶺、照屋大里線ですか、281号線です。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 今御指摘の市道照屋大里線から県道7号線に交差する丁字路かと、今認識をしました。昨年度も点検をしていますので、この場所については改善が必要だということで上がっている状況です。緊急的なという部分が、どの程度かという部分が難しいところはあるんですが、この場所についても公安委員会のほうに昨年度でも申し出は行っております。今年度の状況はこれから上がってくると考えていますが、私たちも確認をしているところであり、改善されていないということがわかっていますので、今年度の対策会議のほうでは、こちらのほうからきちんと公安のほうに申し出を入れたい箇所というふうに考えております。 ◆5番(菊地君子さん) この歩道については、消えかかっているとかじゃなくて、歩道があったのかどうかも全くわからない、完全に消えている状況なんです。非常に危険なので、これは早急に対応するということで認識してよろしいでしょうか、再度伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 白線の消えかかっているものへの対応は、公安委員会の役割になっていますので、私たちとしては要請をしっかりと行うという立場にあるというふうに認識をしております。市長部局の関係課とも連携をしっかりとって、できるだけ早い改善が図られるように、公安に申し入れを行いたいと思います。 ◆5番(菊地君子さん) この間、通学路の横断歩道の問題については、各校区にさまざまあるということも明らかになっています。消えかかっている線、全く消えた線があるので、これは去年から要求として上がっている道路だと思っています。早急な対策を市を挙げて要求していただきたいと思います。市長を先頭に、この問題について対応していただけるでしょうか。要求していただけますか、市長。伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 先ほども答弁申し上げましたが、交通安全プログラムの委員会で糸満警察署が参加しますので、その中で確実に伝えつつ、状況を判断しながら、場合によっては市長部局へ連携して、文書でも要請をしっかり行いたいと考えております。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時43分)                              (再開宣告午後1時43分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子さん) 市長を先頭にやるようにということで市長に答弁を求めましたが、やるということなので、しっかり行っていただきたいと思います。 次に学校給食について伺います。この学校給食の移転の予定年度について、未定ということですが、それでよろしいですか。いつごろまでに移転をするという、これも全くないということでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 昨年度から基本計画検討委員会を開催して、その中で当然施設のあり方とか、そして場所であるとかという議論を今重ねているところですが、まだ場所についても決まっておりませんので、基本の調査の段階ですので、今後基本設計であるとか、実施設計であるとか、実際に建築工事という形で進めていくので、現時点では令和何年度という形では回答できない状況であるということで御理解いただきたい。ただ、教育委員会としましては、改善が必要ですので、早急に改築を目指していきたいという思いは当然持っております。 ◆5番(菊地君子さん) 私がこの学校給食の問題で、安全安心な給食、そして地元の食材を多く対応する学校給食ということで、一番理想的なのは、私は自校方式だと思います。学校の敷地内で温かいうちに、移送も要らない。すぐその場で提供できるということで、一つの委託業務を省くという利点もあります。そして地元の農畜産物が有効に使えるというメリットもあります。けれども、今、認定こども園とか、ケータリングでやっているところもあるんですよね。そういうところでわらが入っていたりとか異物混入とかも指摘されているじゃないですか。ですから、そういうところのケータリングをやめて、認定こども園とかについても給食センターで食事を提供するべきじゃないかと思うんです。そのためには物すごい量になるので、2カ所、北と南とかですね、2カ所にセンター方式で設置をし、そこから子供たちにも保障していくということが必要なんじゃないかと思って提案をしているんですが、どうでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 先ほども答弁申し上げましたが、自校方式であると、用地の確保等が難しいだろうということで考えております。2カ所設置についても建設費用が、やはり1カ所よりはかなり、かなりというか高くなるということが、現在、新しくできた県内の給食センターのかかった費用であるとか、それから全てではないんですが、本土のものを確認したらやっぱり費用がかかるだろうという形で、1カ所でのセンター方式を今のところ考えております。異物の混入については、先日の質問でも答弁をしましたが、本当にあってはいけないことだと考えておりますので、管理等も、機械も含めて料理の方法、それから施設も含めて管理を徹底して、その異物混入はなくしていくということで考えております。 ◆5番(菊地君子さん) ケータリングの場合には、民間事業所ですよね。そこに指導は十分にできるんですか。どうですか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 ケータリングのほうはこども園ですので、こども園の所管部の考えがあろうかと思いますが、今回の糸満市立の給食センターの建築に当たっての児童生徒分の個数、当然教員とかの数も入ってきますが、検討委員会の中でこども園も可能かどうか。ただ、食事の種類が違ってくるのが大分ございますので、ということは、給食センターのアレルギー等も含めてラインをふやしていかないといけないということになりますので、そこらあたりは検討委員会でももみながら、どのほうがより糸満市全体として、いい給食提供ができるかという部分は検討してまいりたいと考えております。 ◆5番(菊地君子さん) 財政的な面も大事でしょうけれども、一番大事なのは安全、安心な給食です。だからそういう立場に立ってぜひ検討を進めていただきたいと思います。 次に給食費の無償化についてでありますが、ちょっと休憩…。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時50分)                              (再開宣告午後1時50分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子さん) 学校給食費の学校給食法で保護者負担というふうに食材は定められているから助成できないということですか。もう一度確認します。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 先ほど答弁のほうで学校給食法第11条、経費の負担の条文を読み上げさせていただきましたが、その条文にのっとって糸満市では材料費については保護者負担をしているということで考えています。 ◆5番(菊地君子さん) 学校給食法の規定は、あくまでも負担のあり方を示したものであって、補助金を出すことによって実質無償化することを禁止するものではないと。これは国会の中でも文科省の見解として明らかにしている問題なんです。ですから、ある市町村によっては、自治体によっては無償化が進められているわけです。そういう見解をお持ちではないですか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 今議員のおっしゃるようなことだということで認識をしております。県内にも無償化をしている市町村が7市町村あるということも認識をしておりますが、糸満市においては、先ほどの学校給食法の第11条第2項の給食費の材料費の文面で保護者負担としているということになります。 ◆5番(菊地君子さん) もう一度話しますが、これら、さっき指導部長がおっしゃった学校給食法の問題ですけれども、こういう規定について経費の負担区分を明らかにしたもので、例えば保護者の経済的負担の現状から見て、地方公共団体や学校法人、その他のものが児童の給食費の一部を補助するような場合を禁止する意図ではないということも、これは国会でも明らかになっているんです。だから行政側がやる意思があるかどうかなんです。無償にしなくても、では一部負担でもいいです。やる意思はないでしょうか。いついつ500円安くするだとかですね。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 経済的な部分については、これも先ほど答弁で申し上げましたが、要保護並びに準要保護世帯については当然、支援をしているという状況です。一部、それからこれまでの本議会でも第2子、第3子という部分も当然要請として上がっていることは承知をしているところですが、やはり財政状況も鑑みて対応しないといけませんので、本市としては学校給食法第11条経費の負担、第2項の材料費の部分で保護者負担とするということを続けていくということです。 ◆5番(菊地君子さん) 私この給食費の無償化について、例えば小学校、中学校に子供が3名、4名もいる場合、例えば保育料についても2人目半額、3人目無償となっていますよね。日本国憲法の中でも義務教育は無償でなければならないとなっているけれども、しかも無償化についても先ほど読み上げたとおりです。ですから、私はこれを進めるべきだと思うんです。3人目、例えば半額にするとか、無償化にするとか、そういうことも検討したことはないんでしょうか。伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 まず日本国憲法の話がございましたが、憲法26条ですね、教育を受ける、機会均等とあって、義務教育は無償とするということの条文があるということは当然承知をしております。この憲法の条文については、当然、教科書であるとか学校の授業料については無償であるということで認識をしております。その他、学校でかかる費用というのは当然教材費が出てきたりするんですが、そういった部分はある程度、保護者負担もやむを得ないという状況かと思っています。糸満市においてもそういう状況かと思います。第2子、第3子の無償化について検討したことがあるかという御質問もありましたが、これまでも議会の中でも質問を受けて、その当時、細かい年度とか額は、私、今持ち合わせていませんが、実際に第2子、第3子を無償化したときには幾らぐらいの予算がかかるという部分はこれまでも出して、検討はしております。今後も現時点ではできませんが、調査研究は進めていくべきだろうというふうに認識しております。 ◆5番(菊地君子さん) では、この学校給食の給食費の滞納状況というんですか、人数とか滞納率というのは御存じですか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 学校給食費の滞納状況、昨年度の数値になります。平成30年度、滞納額で申し上げると、1,002万3,956円、児童生徒数で337人となっております。徴収率が、平成30年度は97%ですので、滞納率は3%と、糸満市の場合はそのようになっております。 ◆5番(菊地君子さん) 毎年のようにこの滞納率について聞いているんですけれども、いつも、大体97%、3%が滞納状況にあるというのを、毎年のように繰り返しているんです。準要保護であっても、払えない世帯も出てくると思うんです。準要保護の基準が1.2以下なので、その皆さんだって払えないということはあると思うんです。ですからその基準というんですか、これを私は大きくすべきと思うんですが、この滞納の状況について払いたくても払えないという現状がそこにはあるんじゃないでしょうか。どういうふうに認識していらっしゃいますか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 滞納の率ですね、3%、徴収率が97%ということを申し上げたんですが、平成29年度が96.4%、平成28年度が96.5%、0.5とか0.6%であるんですが、平成30年度は徴収率を上げていると。その上げた部分、これまでの本市教育委員会としては徴収率は課題と考えておりましたので、教育長からの指示もございまして、教育委員会のスタッフで平成30年度から未納の世帯は1件1件回りましてお願いをするという状況があって、若干、0.5、6%であるんですが、パーセンテージでいうと。額でいうと200万円ぐらいかと試算をしているんですが、少し上げている状況です。今年度も、昨年度2月から3月に行ったものですから、今年度は早目に実施をして、徴収率をもう少し高めていきたいというのが1点ございます。以上です。 ◆5番(菊地君子さん) じゃあ、滞納者の皆さんの世帯訪問をして徴収に努力したというんですけれども、それでも徴収できない、納めることができないという世帯はなかったんでしょうか。伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 今議員のほうから質問があった部分、さきの答弁で回答すべきだったかと思います。回りまして、当然、今、支払いするのが厳しいですという保護者の声もありました。当然その場で私たちが訪問して、夕方から夜にかけてですので、長話ができないものですから、ぜひ、厳しい状況でしたら学校と相談をしてくださいということの声かけをしていきました。その中でまた学校に保護者が来て調整をしましたという、すぐに支払いができなければ、いつまでにどの程度という相談ができた事例もございます。それからやはり厳しい状況もあるというのは承知していますので、就学支援のほうを、お話を聞くと対象になるんじゃないかということも、その時点で感じる世帯もございましたので、そこらあたりは学校と連携をしながら、そういう支援が受けられるような形を進めていくということも一つの方策かということで、今年度、ちょっとそういうところまで踏み込めたらということで考えているところです。 ◆5番(菊地君子さん) ですから、就学援助の基準の見直しも私、小項目4で求めているんですけれども、やっぱり可処分所得は毎年のように減ってきているわけです。保護者の皆さんは、その給食費を払うのも精いっぱいだという家庭もあるわけです。自治体によっては保護基準の1.3倍、130%に引き上げているところもあるわけです。そういう意味で糸満市においても、糸満市の市民所得も県平均より少し少ないんです。ですから、子供の貧困対策ということはとても大事なので、これ準要保護の基準、就学援助の基準見直しについて検討していただけないでしょうか。伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 先ほど平成28年度から今の1.2、120%と申し上げましたが、議員からは130%へというふうな、他市もあるよということで、当然他市の状況も、私たちは状況把握しているところです。当然、ほかの市の状況を見ながらではあるんですが、財政状況等の部分もございますので、ただ議員がおっしゃるように、貧困の支援というのは私たち行政に課せられた大きな課題ですので、調査研究のほうは引き続きやってまいりたいと考えております。 ◆5番(菊地君子さん) これを1.3倍にしたときに、じゃあどれぐらいの子供たちがさらに追加対象になるかということも、ぜひ調査研究していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 1.3ですね、130%での試算についても調査研究を進めさせます。 ◆5番(菊地君子さん) 子供の貧困対策はとても大事で、いじめや不登校の問題、虐待等にも貧困がある程度関係あるということもいわれています。ですから、子供の貧困対策はしっかりと対応していくようにお願いをしたいと思います。次に移ります。 いじめや不登校、虐待の対応についてでありますけれども、実に驚きました。8月末時点で虐待について小学生が13件、中学生が2件、間違いありませんか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 小学生13件、中学生2件というのは、虐待の通告件数でございます。 ◆5番(菊地君子さん) この通告件数が13件と2件というのは、私、これは氷山の一角だと思うんです。実際はもっと起きているんじゃないかと思うんです。これにしっかりと対応するためには学校の中でも十分な体制が必要なんですけれども、例えばスクールソーシャルワーカーについては、各中学校区に1人配置となっています。けれども現実的には2名の配置でとまっています。この問題についてもしっかりと対応して、この子供たちにしっかりと向き合うことができるような環境をつくってほしいと思うんですが、いかがですか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 今、議員からお話があったとおり、本市のスクールソーシャルワーカーの配置については、各中学校区に1名が望ましいというふうに当然考えていますが、現状は2名の配置となっております。2つの中学校区に配置です。ほかの4つの中学校にはスクールソーシャルワーカーの職は配置されていないという状況です。この点については、県教育委員会のほうにもこれまでも要請をしたし、今後もやっていきたいと思っております。なお、スクールソーシャルワーカーという役職の名称ではございませんが、本市の福祉部のこども未来課のほうには子ども支援サポーターという役職がございます。これも貧困関係の予算で配置がされているんですが、その役割の内容は、この子ども支援サポーターもスクールソーシャルワーカーと全く同じではございませんが、所属は福祉部への所属ですが、行政と学校との橋渡しであるとか諸機関との橋渡しという部分では、そういった職の皆さんが糸満市内にも配置されているということは御承知おきください。 ◆5番(菊地君子さん) いわゆる子ども家庭支援センターに配置したという形ではないでしょうか。その4名というのは。違いますか。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時07分)                              (再開宣告午後2時07分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 子ども支援サポーターはこども未来課に配置されております。学校を回って連携をとっているという状況です。 ◆5番(菊地君子さん) 要対協からの中間報告を私たち求めましたけれども、学校における情報の収集、そして状態の把握、そのためにはしっかりと向き合うことのできるスクールソーシャルワーカーは大事なんだと。教育現場での初期対応は重要なんだというふうに認識しておりますけれども、そのこども未来課に配置されている皆さん4名で、十分だと皆さん考えていらっしゃるんですか。各学校、中学校区にスクールソーシャルワーカーが必要だという認識は同じでしょうか。伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 今議員からお話があったとおり、スクールソーシャルワーカーが各中学校区に配置が必要だという認識でございます。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時09分)                              (再開宣告午後2時09分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子さん) 次に移ります。 いじめ、不登校、虐待の対応については、しっかりと対応して悲しい事態が起きないように対応していただきたいと思います。児童相談所ともしっかりと連携をとっていただきたい。 件名6、シルバー人材センターの日直業務の委託廃止についてですが、要するにクーラー設置と教育の分野で金がかかるので、この部分について節約したということで解釈してよろしいですか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 答弁の中ではクーラーのお話をさせていただきましたけれども、学校の先生方の働き方改革とか、さまざまな事業を行っている中で、財源的に厳しいというものが実態でございます。またこれからもクーラーの、普通教室は終わったんですけれども、今後、特別教室未設置の部分とか、更新もさまざま出てくるという予測がされておりまして、正直申しまして厳しい財源の中で運営するのは厳しいということでございます。 ◆5番(菊地君子さん) 糸満市の将来を担う子供たちの教育は何よりも優先されるものだと私は考えております。ですからそこの部分に、例えば日直業務の廃止というのは、本当にその後、父母、そして子供たち、学校の先生方にアンケート調査を行いましたか、事後の調査として。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 アンケート調査等は行っておりませんけれども、学校の先生からはいろんなお話を伺っております。また確かに日直がいないことで御不便をかけているところは承知しておりますけれども、こういった状況ですので、さまざまな工夫をしていただいております。先生たち、子供たち、地域の保護者の皆さんの協力を得ながら学校運営に協力していただいているということが実情でございます。 ◆5番(菊地君子さん) 共働きでどうしようもない人もPTAの役員にいます。でもPTA役員だからお願いと言われて仕事を半日休んで対応しているというのも私は聞いております。そして部活の子供たちに負担が行ったり、学校の先生方が土日やらないといけないような状況が生まれたりしているんです。働き方改革というけれども、今の安倍内閣が言っている働き方改革というのは月45時間以内の残業については認める。サービス残業とするというものなんです。学校現場での先生方の加重負担も言われているからこそ、部活の指導員の配置も行われているわけです。そういう中で、ますます先生方や学校現場に負担を押しつけるような日直業務の廃止というのはいかがなものかと思うんですが、どうでしょうか。もう一度伺います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 先ほどと同じ答弁になりますけれども、特に電話等の対応は留守番電話で切りかえることはできましたけれども、花壇の水まきとか小動物の餌やり等についてはこれまで日直の皆さんにお願いしていたんですけれども、それが廃止されて、その負担分が地域やPTAとかに来ているということは伺っております。ですから、その部分、何といいますか、学校単位で工夫をしていただいて、なるべく大きな負担が皆さんに行かないように学校で考えていただきたいということを考えております。一概に、学校によっても違いますけれども、そこはさまざまな工夫が必要かと思っていますので、ぜひお願いしたいところであります。 ◆5番(菊地君子さん) この問題について、教育委員会は関係なくて現場で考えてくださいと丸投げですか。そういうふうにしかとれませんけれども。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時14分)                              (再開宣告午後2時14分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 議員から御指摘のとおりで、負担が学校、保護者等に行っているという部分は認識をしているところです。先ほどの事例で、ある保護者の方が仕事を休まないといけないという話もございました。学校職員もそうですが、支援をする皆さん、1人に負担が行かないような形を、当然学校に全てお願いではなくて、我々教育委員会もかかわっていきたいと思っています。常にこのことについては校長連絡会、教頭連絡会でもどういう状況ですかと、アンケートはしておりませんが、状況把握には努めているというところです。理解をしていただいて、学校長には。引き続き、いろんな支援を得ながらお願いをしたいということで今やっている状況です。先ほど教育委員会総務部長のほうからも答弁のとおり、ほかいろんな施策で学校の業務負担軽減には糸満市教育委員会としては動いている状況です。学校においてもそれは実は理解をしてもらっているなと考えております。その中で日直業務についての廃止については確かに負担をかけたんですが、トータルで、私どもとしては今後も学校の業務改善を進め、推進をしていきたいということで考えております。 ◆5番(菊地君子さん) 常に現場の皆さんに寄り添って、教育現場に寄り添って問題解決に当たっていただきたいと思います。 次に保育行政に移ります。待機児童の解消についてでありますが、やむなく入園できなかった場合の市の対応、待機となった児童の実態調査を行っているか伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 入園できなかった場合の市の対応についてですけれども、実態調査という調査ではありませんけれども、窓口で相談はあります。認可外保育施設の空き状況とかの情報提供を行ったり、案内をしております。一時預かり事業やファミリーサポートセンター事業の案内も行いながら入園できなかった方へは相談に応じております。 ◆5番(菊地君子さん) 公立保育園だと安い保育料で入園できるけれども、認可外に行くと、特にゼロ歳、1歳、2歳というのは金額が高いんです。それで例えば、そのゼロ歳、1歳、2歳が第2子、第3子だった場合、今、特に2歳児が待機になっています。その子たちが保育所に入れない、仕方なく認可外へ行った。となると、この保育料については半額になりますか、無償になりますか、伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 認可外に入った場合は第2子、第3子の計算はしませんので、認可外の場合は個人と見なされます。第1子ですね。 ◆5番(菊地君子さん) 市の保育枠がなくて、空きがないために入れなかった。親やその子供に責任は全くないんです。それでも全額負担となるのはおかしいと思いませんか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現状の糸満市の状況では、第2子、第3子の計算はしておりませんので、そこに当たる方に対しては負担をかけているということは認識しておりますが、現在、そこを補助するという制度は、現状では考えておりませんけれども、今後また他市町村を見ながら検討はしていきたいと思います。 ◆5番(菊地君子さん) 中城村では実施をされているようですが、月1人当たり5,000円、在宅子育て応援制度というのがあって、入れなかった子供たちに対して一律5,000円給付するとか、そういう制度があるんですけれども、糸満市は考えていませんか。考えることはできませんか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 中城村の制度については、聞いたことがありますけれども、現状として糸満市がすぐ開始するということは厳しいと思っております。ただ、今後、無償化が進みますので、その中で課題等を検討して、また調整をしていきたいと思います。 ◆5番(菊地君子さん) 10月からの幼児教育2,342名、保育無償化の対象になる人数についても検討するということですが、その中で、先ほどからずっと言っていますように、主食費の無償化についてはもう一度お答えできませんか。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時21分)                              (再開宣告午後2時21分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 主食費及び副食費の無償化の部分の考えですけれども、副食費については360万円未満の相当の世帯の子供及び第3子以降の子供は免除されております。主食については、現在のところ糸満市としては今までどおりということで考えております。 ◆5番(菊地君子さん) 認定こども園についてです。これまで幼稚園で払っていた幼稚園の料金と、今の認定こども園になってからというのは、父母の皆さんの、保護者の負担がふえていると認識していますが、どうですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 こども園に変更になったことで料金が変更になっているということは認識しております。 ◆5番(菊地君子さん) 父母の負担がふえたということは認識しているんですね。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 幼稚園の部分と保育の時間数も変わりますので、料金が高くなっているということは認識しております。
    ◆5番(菊地君子さん) だからこそ、私は主食費については、少なくとも無償にすべきじゃないかということを訴えているわけですけれども、何としても検討していただきたいと思います。在宅の子育て応援制度についても、ある市町村によっては、第1子、第2子の子供に月額2万円、第3子以降の子供については月額3万円というふうに補助しているところが黒潮町というところであるんですけれども、沖縄でも中城村はやっていると言いました。ぜひ糸満市についても検討をしていただきたい。検討はしていただけますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 他市町村の状況を調査して、研究していくということは市に求められているものですので、今後も研究していきたいと思います。 ◆5番(菊地君子さん) ぜひ無償化についても検討していただきたいと思います。 次、防災についてでありますけれども、市職員の防災士養成について毎年5名養成するということが必要だと思いますが、その意思について伺います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 ことしも1名、防災士を養成いたしました。防災担当については全て防災士の資格を持っております。ただ、養成には財政的負担を生じますので、養成する方向で進めながら、防災士による職員向けの講演会等も講習会等を開きながら、職員向けにはそういう意味で防災知識も普及も図っていきたいと考えております。 ◆5番(菊地君子さん) 南海トラフ地震は3メートルというふうに津波を想定していると。避難所も体育館等が避難所になる。災害時の避難場所についての空調設備については、国が高率補助をするということは御存じですか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 避難所として指定された場合は補助があると。補助というよりは交付税措置があると聞いております。 ◆5番(菊地君子さん) これまで各地で起きた避難所の中で空調がないために気分不良で病院に運ばれるとかあるんです。特にこの沖縄の夏場にそういうことがあった場合には大変なことになると思うんです。だからそういう意味で、その避難所になる施設についてはクーラー設置を求めるんですが、どうですか。 ◎総務部長(上原仁君) 先ほども答弁いたしましたが、13カ所の指定避難場所につきまして、2カ所程度はクーラーが設置されて、これは小中学校の体育館が指定されておりますけれども、そこにはクーラーが設置されておりません。ただ、必要性については認識はしておりますけれども、当然体育館ですので、設備の導入になりますと、多額な費用もかかると。財政的な負担も生じるということもありますので、今後、市内の事業所で移動式の空調設備を所有している業者等がおりましたら、今後の課題ですけれども、災害応援協定等を結んで、災害時に優先的にそういう設備を利用できないかということについて、今後、調査研究していきたいと思っております。 ◆5番(菊地君子さん) この問題については、今後とも取り上げていきたいと思います。 最後に水道料金についてであります。毎年黒字になっているんですから、水道事業について、むしろ私は引き下げるべきだと思いますが、もう一度答弁を求めます。 ◎水道部長(伊敷勝君) 先ほども答弁申し上げましたが、平成29年から令和13年までの間、15カ年計画で大規模整備を考えております。そのため、水道料金の転嫁の見送りは現在のところ考えておりません。 ◆5番(菊地君子さん) 15年間で63億円がかかると言いながら、一般会計に10億円貸し出ししているじゃないですか。それはどうなんですか。 ◎水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。 他会計の貸付金につきましては、一部を除き、支払い据置期間はなしとしております。翌年度から元金償還をするようになっております。そのため、水道施設整備には支障は来さないものだと思っております。水道施設整備は一、二年で63億円を使うものではありません。15年をかけて年次的に整備していくことでありますので、その分には支障がないように貸し付けを行っております。もし、支障を来すような状態になれば、この貸し付けの条件として繰り上げして返してもらうというような条件を付して貸しておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆5番(菊地君子さん) たしか5年、6年前に水道料金の引き下げを私たちは要求して引き下げました。でも、引き下げたその後でもこれだけの数字が出ていたということなんです。10億円。ですからやっぱり引き下げるべきだというふうに、このことを申し添えて私の一般質問を終わります。引き下げるべきです。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時29分)                              (再開宣告午後2時40分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◆11番(玉城安男君) こんにちは。一般質問を始める前に、私の所見を申し上げたいと思います。9月13日、旧暦の8月15日は糸満の大綱引が行われました。2週間前には糸満中学校の校長先生や先生方、そして糸満中学校の生徒の皆さん、そして自衛隊の皆さんの御協力を得て、字糸満10区で小綱づくりが行われました。10区でつくられた小綱は9月13日に県道256号線で糸満ロータリーから白銀堂間で小綱を合わせてつくり、大綱の頭は小綱を48本合わせてつくったものであります。朝8時30分から午後1時まで大綱をつくり上げ、カヌチ棒は約40日前に嘉手志川に水つけをして、2週間前に嘉手志川から引き上げ、化粧を施し準備をします。道ズネーは午後2時から糸満小学校を出発して糸満ロータリー、白銀堂へ道ズネーに参加された約1,000名の皆様は白銀堂に奉納をいたしております。大綱引は午後5時から始まり、30分1本勝負で北方(ニシカタ)の優勢勝ちとなりました。市内の至る所では、市内のほかの地域においても8月15日、十五夜アシビが行われたと思います。 申しわけありませんが、字句の訂正をお願いいたします。件名2、道路行政について。小項目4、県道256号線(旧国道331号)の「報得橋」と書いてあるのを「川尻橋」に、また同じように件名4、水産行政について。小項目1の「報得橋」を「川尻橋」に訂正をお願いいたします。 件名1、教育行政について。クーラーの設置で児童生徒の学力向上に向けて落ち着いて勉強する学習環境ができたと思います。去年までは教室の温度が35度Cを超える教室が多くありました。今年度で小中学校の教室にクーラーを設置する取り組みがありました。夏休みまでに完了予定だと聞いております。そこでお伺いいたします。小項目1、クーラー設置について。ア、小・中学校のクーラー設置の進捗状況をお聞かせください。イ、クーラーが稼働する期間をお聞かせください。ウ、クーラーのメンテナンスはどのように考えていますか、お聞かせください。 件名2、道路行政について。小項目1、糸満ロータリー周辺の道路工事について。ア、糸満ロータリーラウンドアバウト事業の進捗状況をお聞かせください。イ、電線の地中化の進捗状況をお聞かせください。ウ、糸満ロータリー周辺の公園事業の進捗状況をお聞かせください。 小項目2、糸満警察署前の道路について。ア、糸満警察署前の道路から糸満漁港中地区の臨港道路の進捗状況をお聞かせください。 小項目3、県道平和の道線について。ア、県道平和の道線の進捗状況をお聞かせください。 小項目4、県道256号線(旧国道331号)の川尻橋からガタ原(国道331号)区間の現在の状況をお聞かせください。 件名3、市の所有・管理している駐車場について。小項目1、市役所周辺の駐車場について。ア、市役所内の駐車場は何台の車が駐車できますか。イ、水道部の西側の駐車場は何台駐車できますか。ウ、水道部の南側の駐車場は何台駐車できますか。エ、ゲートボール場の駐車場は何台駐車できますか。オ、潮崎町内にある公園内の駐車場は何台駐車できますか。カ、駐車場には駐車線が引かれていますか、お伺いいたします。 小項目2、旧ボウリング場跡地の駐車場について。ア、駐車場は何台の駐車が可能ですか。イ、現在、何台の車が駐車していますか。ウ、駐車料金は幾らですか。 件名4、水産行政について。小項目1、川尻橋・双子橋・満橋周辺の河川の環境浄化について、糸満市はどのような対策を考えていますか、お伺いします。 演壇では以上、あとは質問席から再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎市長(上原昭君) 玉城安男議員の件名2、道路行政について。小項目1、糸満ロータリー周辺の工事についてお答えします。 ア、糸満ロータリーラウンドアバウトの進捗状況は、8月末時点で約36%であり、現在、ロータリーから白銀堂向け西側歩道の整備を進めております。 続いて、イ、電線地中化の進捗状況としては、現在行っている道路工事の後、電線地中化に着手する予定となっております。 ウ、糸満ロータリー周辺の公園事業の進捗については、今年度にアジガー及び周辺広場の整備を行い、次年度以降にトイレやあずまやの建築工事の実施設計を進める予定であります。 残りの答弁については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 玉城安男議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1、クーラー設置。アからウまでについて順にお答えいたします。 ア、小中学校のクーラー設置の進捗状況については、当初の予定どおり2学期から供用を開始しております。 次にイ、クーラーが稼働する期間については、各学校へ夏休み期間中を除いて5月から10月までの期間となっております。 次にウ、クーラーのメンテナンスについては、導入した製造元と定期点検の保守契約を予定しております。また定期点検の結果、部品等の交換が必要なときは地元工事業者へ修繕を依頼したいと考えております。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名2、道路行政について。小項目2から4について順にお答えいたします。 小項目2、糸満警察署前道路、ア、臨港道路の進捗状況は、所管する南部国道事務所へ問い合わせたところ、9月完成の予定であったところ、南部農林土木事務所との調整に時間を要したため、現在、年度末の完成を目指し進めているとのことです。 続きまして、小項目3、県道平和の道線について。ア、進捗状況についてお答えいたします。沖縄県に問い合わせたところ、用地取得筆数ベースで、喜屋武から真栄里区間で85.5%、山城から喜屋武区間で28.4%の用地取得となっております。また工事については、暫定ではありますが、320メートルが完成しております。今月中には名城ビーチ前方の約210メートルの工事の契約を予定しており、令和2年度に名城ビーチから喜屋武漁港間の380メートル、令和3年度に喜屋武小学校から喜屋武漁港間の440メートルを整備する予定であります。 最後に小項目4、県道256号線の川尻橋からガタ原区間の現状ですが、現在、糸満与那原線整備に伴い、一部影響範囲において整備を行っていますが、当該区間の事業化については、これまでの沖縄県の回答としては、現在整備中の県道256号線の豊見城市名嘉地から糸満市字兼城川尻橋までの区間や糸満与那原線の進捗状況等を踏まえ事業化へ取り組んでいきたいと報告をいただいております。 御質問、件名3、市の所有・管理している駐車場について。小項目1、市役所周辺の駐車場について、エ及びオについてお答えいたします。小項目1のエ、ゲートボール場の駐車可能台数は15台であります。 次にオ、潮崎町内にある公園内の駐車可能台数は糸満南小学校前の水辺散策ゾーンが2カ所の駐車場で40台、遠見台・芝広場・バスケットコート駐車場が16台、南浜公園管理棟が位置する自然観察ゾーン3カ所の駐車場のうち、向かって右側から30台、14台、25台であり、合計すると125台の駐車が可能であります。 ◎総務部長(上原仁君) 御質問、件名3、市が所有・管理している駐車場について。小項目1、市役所周辺の駐車場についてのア、イ、ウ及びカについてお答えいたします。 小項目1、ア、庁舎内の駐車可能台数については、水道部正面も含めて105台です。 次にイ、水道部西側の駐車場については70台程度です。 次にウ、水道部南側の駐車場については109台となっています。 最後にカ、駐車場に駐車線が引かれているかについては、水道部西側が未整備でありますが、今議会終了後に工事予定であります。 続きまして、御質問、件名3、市の所有・管理している駐車場について。小項目2、旧ボウリング場跡地の駐車場について。アからウまでについてお答えいたします。小項目2、ア、駐車可能台数については250台です。 次にイ、駐車台数については、令和元年8月31日付で77台です。 最後にウ、駐車料金については、通用期間1カ月単位で、1、月極駐車(1カ月)は3,000円、2、週極駐車(週のうち月曜日から金曜日)は2,000円、3番目といたしまして、休日利用駐車(週のうち土曜日と日曜日のみ)は1,000円となっております。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 御質問、件名4、水産行政について。小項目1、川尻橋、双子橋及び満橋周辺の河川の環境改善についてお答えします。 昨年度までは南部豊かな海づくり大会のプログラムの一環として、糸満漁業協同組合員などでEM泥だんごづくりをし、自治会等において双子橋河口などで放流して、河川環境の改善活動を行っていたと認識しております。市としては、毎月第2月曜日にEM活性液を、河川の環境改善に取り組んでいただいている自治会や市民団体の方々へ優先的に配布し、継続的な環境改善活動を協働で実施していきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) 教育長、先ほど冒頭でも少し話させていただきましたけれども、クーラーが設置されたことによって、思う存分勉強ができるし、いろんなことが勉強できるということで、私の孫も糸満南小学校に通っていますけれども、本当に感謝申し上げます。それでお聞きしたいんですが、今のクーラーですね、体育館を除いて全教室には設置されているのでしょうか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 今年度整備したのは普通教室のみでありまして、まだ特別教室等に設置する部分がございます。 ◆11番(玉城安男君) 今年度は普通教室、それでは特別教室だとか、特に言われている体育館を除いての残りの教室、特別教室、職員室も含めてだと思いますが、まだクーラーが設置されていないところが何カ所あるか御答弁できますか。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時59分)                              (再開宣告午後2時59分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 未設置の教室、特別教室等はございますけれども、今後整備していきますが、未設置の部分と、更新を迎える部分がございます。そういうことで年次的に整備していきますが、数は持ち合わせておりません。 ◆11番(玉城安男君) 今年度で普通教室は全部できたということでしたので、あとは整備されていない、特別教室だとか。特に先生方の職員室等は古くなっているクーラーもあると思うんです。これは順次調べていただいて、変えていくという考えはありますか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 クーラーにつきましては、全て確認済みでありまして、耐用年数を迎えるようなクーラーにつきましては、今後更新していくという計画でございます。 ◆11番(玉城安男君) 先ほどクーラーが稼働する期間は夏休みを除いて5月から10月を予定しているということでありました。ことしは特に9月10月でも台風がいっぱい来たりして、それほど暑くはないんですけれども、去年あたりまでは結構10月、11月までは暑かったと思うんです。例えば教室の温度が11月に三十二、三度Cを超した場合、それはクーラーを稼働してもよろしいんですか、伺います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 基本的には5月から10月の間ということでございますけれども、確かにそれ以外の月でも暑い日があると思いますが、そのときは各学校の判断で稼働しても構わないと思っております。 ◆11番(玉城安男君) そうすることによって、子供たちが学習に熱を入れることができると思います。ありがとうございます。もう一つ、クーラーのメンテナンスですけれども、先ほど教育長のほうから製造元や、そして部品交換になった場合には地元の企業で対応するということでしたけれども、これから2学期から稼働していると。来月まで稼働することになりますけれども、どうしてもその期間中、水だとか、ことしは大丈夫だと思うんですけれども、水とかオイルの点検などはどういう形でメンテナンスをやる予定ですか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 次年度以降、特に室外機の点検は定期的に検査をしていくということがございます。クーラーガス式ですので、エンジンですから、そこは車と同じように定期的な検査が必要と考えております。 ◆11番(玉城安男君) これの点検の、例えば一月に1回だとか、三月に1回だとかという、こういうのは決められているんですか。年間何回だとかということなのかをお聞きしたいと思います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 点検時期については、まだ決めておりません。これからまた契約等を調整していきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) それでは、件名2の道路行政についてをお聞きしたいと思います。電線の地中化は、今、糸満与那原線が、道路事業の中で完了してから行われるということでありましたけれども、現在の工事の中での範囲では、電線の地中化は地中化でいくということでよろしいでしょうか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今現在、道路工事を行っていますので、その範囲内で地中化をする。議員おっしゃるとおりでございます。 ◆11番(玉城安男君) それでは県道256号線、旧国道の中でもし事業が採択されたら、その期間、全部、川尻橋から国道331号までの間は地中化で考えていいんですか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 県道256号線の地中化に関してですけれども、川尻橋から真栄里までの区間は事業化されておりません。この道路が事業化されれば、関係機関で組織する沖縄ブロック無電柱化推進協議会というのがありますので、その中で無電柱化計画路線に位置づけて、全線、全区間の無電柱化を推進していく予定であります。 ◆11番(玉城安男君) それではウのほうの糸満ロータリー周辺の公園工事ですけれども、先ほど市長のほうから来年度の事業の内容を少し述べていただきましたけれども、その中において、今年度はアジガーあたりを整備して、来年度でトイレ、あずまやが設置されるということの予定だということですけれども、あずまややトイレに関しては令和3年度には完成が可能でしょうか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 次年度、実施設計をして、令和3年度に予算化を目指して取り組んでいきたいと考えます。 ◆11番(玉城安男君) 実は糸満大綱引のときには、どうしてもあれだけの、1,000名近くの方が道ズネーに参加しますので、そしてまた大綱引のときには3万人の方々がロータリーから白銀堂の間に綱を引くということで集まってきますので、トイレは絶対に必要です。そういう意味では、年度が決まってはいるんですけれども、早目のトイレの設置をお願いしたいと。もし部長でわかるようでしたら、トイレの台数といいますか、大きい、小さいがあると思いますけれども、それに関してわかるのであれば御答弁をお願いしたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今、町端交番の東側にトイレを計画していますけれども、次年度実施設計の中で規模等を配置していきますけれども、男子トイレ、女子トイレというのを予定しております。次年度実施設計の中で詳細については検討していきます。 ◆11番(玉城安男君) できましたら女子トイレ、男子トイレと分けるということですけれども、できるだけ数が多くできるようにお願いしたいと思います。 それでは小項目2の糸満警察署前の道路について。先ほど部長のほうから完成9月の予定がことしの末あたりになるだろうと。私もきのう見てきたら、高架道路の糸満方面に来る下のほうは、側道はできているんですけれども、糸満から西崎に向かう道路の下のほうがまだできていないという状況でありました。それはできるだけ早目に仕上がることによって臨海道路が糸満市民、そしてまたファーマーズあたりから来るときにも糸満市内に、字糸満に行くときも道がスムーズに提供できると思いますので、ぜひ早くできるように一声、二声かけてください。よろしくお願いします。 小項目4の県道256号線についてですが、まだ道路の事業認定がされていないということでありましたけれども、現在の名嘉地から川尻橋までのものが済み次第、沖縄全体の状況を見てということですけれども、やっぱり私たち糸満市としては名嘉地から始まるんですけれども、川尻橋からも行けるように、そしてまた今の事業認定がされていなければ早目に認定できるように、市長を先頭に県のほうにいっぱい申し出をしていただいて、早目にできるように頑張っていただきたいと思います。 それでは市の所有・管理している駐車場についてお聞きしたいと思います。まず初めに、市役所周辺の駐車場についてですけれども、水道部の西側と南側は現在どのように利用されていますか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 水道部の西側と南側の駐車場につきましては、以前は一般市民等もとめられる駐車場でございましたが、最近は公用車等がふえたことによりまして、総務課管理の公用車駐車場として使用しております。 ◆11番(玉城安男君) それでは水道部の西側と南側の駐車場には「公用車専用総務課管理」としての看板が今設置されています。しかしその駐車場は南浜公園にあると思いますが、都市公園としての公共施設ですか、あるいは市役所地内の駐車場としての公用の施設ですか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時10分)                              (再開宣告午後3時13分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 今、総務課が管理して公用車駐車場として活用しておりますが、これはあくまでも公園の所有地ですので、臨時的に駐車場全体の方向性が見いだされるまで、期間としては観光振興センターが完成するまでの間にそういう方向性も見いだしていこうということで、それまでの間は臨時的に総務課が管理して公用車駐車場として使用するということでございます。 ◆11番(玉城安男君) 観光振興センターが終わるまで、臨時的にそこを公の場所としてやるということで理解していいですか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 現在は、そういう方向性で管理しております。 ◆11番(玉城安男君) それでは水道部西側と南側は、観光振興センターの工事着手とともに市民の駐車場利用を制限しているようですが、都市公園法で補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律での目的外使用として問題ないか。また都市公園としての公共施設を利用制限することは、地方自治法第244条第2項に抵触しないかをお伺いしたいと思います。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時15分)                              (再開宣告午後3時31分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 議員御質問の地方自治法の244条の第2項におきましては、正当な理由がない限り、住民が公の施設を利用することを拒んではならないとうたわれておりますけれども、総務課といたしましては、特に住民の利用を拒んでいるわけではございません。基本的に、長時間利用する市民におきましては、水道部西側に集約すると。庁舎正面におきましては短時間で利用する市民の方を中心に利用していただくということ。それと、公園につきましても、公園の利用者の利用を拒んでいるわけではなくて、土日についても開放していますし、入り口についても常にあいております。一時的に大量に使用する場合は総務課まで御連絡くださいという部分で、その場合は水道部西側に御案内しようということで今運用しております。 ◆11番(玉城安男君) 一時的だといっても、この観光振興センターが完成すると全く同じような状況に陥ると思うんです。私の考えではあの建物ができてしまうと、余計に駐車場が足りなくなるだろうと思います。それはまた、その時間になったら聞きたいと思います。それでは、それの抵触については私なりには役所の職員はやっぱり法律を第一にすべきだと思います。それにもあるように、正当な理由がない限り住民が公の施設を利用することを拒んではならないという条文もうたわれていますので、ぜひその辺も住民の方からあった場合にはとめられるような状況にあってほしいと思います。それでは水道部の西側の駐車場の入り口が今閉じられています。北側から入れません。同時に水道部と庁舎との間、そこが南側の駐車場に入れないように、通せんぼにしているんですけれども、これはどういう理由ですか。 ◎総務部長(上原仁君) 水道部側の西側の駐車場を一部、ゲートボール場側も閉じておりますけれども、これも先ほど述べたように公用車駐車場及び長時間役所で会議等で利用するお客様を優先的に、ここに誘導するということで、短時間の方は正面という形ですみ分けできるように、現在は閉じております。 ◆11番(玉城安男君) それでは今、水道部の西側で北側から入る駐車場がバリケードでとめられているんですけれども、あれは常時、そのまま閉じたままですか。今部長が言う分には長時間とめさせるのは公用車が入れるようなところから入れて、ここにはもうとめさせないということで、入り口はシャットアウトしているんですか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 特に今現在、市役所正面及び東側の多目的広場で駐車は十分足りている状況です。市民の。ただ、税の申告時期であったり、児童手当の現況調査、あるいは今回、議会の開催とか、そういう場合においては正面の駐車場も足りなくなる可能性がありますので、その場合は主管課、税であったり、児童手当があったり、主管課が市民の皆様に御連絡して、あるいは会議の主管課が皆さんに連絡して西側に誘導するという形をとっております。それでいま一応はずっと閉鎖をしております。 ◆11番(玉城安男君) じゃあ、そのバリケードはそのまま閉じたままですか。今言ったように税の3月の申告だとか、今回のような我々議員の議会があるときにはあけないんですか。そのまま、いつもシャットアウトですか、これは。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時36分)                              (再開宣告午後3時36分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 管理上、管理しやすいように入り口は1カ所にしております。入り口に大きな看板を立てておりまして、一応、使用目的がわかるような形で現在は運用しているということでございます。 ◆11番(玉城安男君) じゃあ、管理上の都合で入り口を1カ所から通すと。そこには先ほどお聞きしましたように、南側のほうでは総務課の管理、公用車の専用でという言葉が入っていますけれども、一般の人たちは入れないと思います。入ってこないと思うんです。これはどういうふうに考えますか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 先ほども述べましたが、基本的に今、市役所を利用する方の駐車場は足りている状況。正面とですね、東側のほうでですね。そういう状況で現在においても水道部の西側及び南側については一般の車両が入ってこないということ。足りている状況ですので、入ってこないという状況ですので、今後状況を見ながら管理の仕方は考えていきたいと。今後の市民から、市民の車両が市役所の正面駐車場と東側に入りきれない状況が出るようであれば、また改めて、その場合は考えていきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) 今、部長の答えで私の理解が悪いのかわかりませんけれども、じゃああえて、今の南側西側は駐車場をつくる必要はないじゃないですか。今の北側で市民には駐車場足りているわけですよね。足りているということは、ここの両方は要らないということになりませんか。公用車専用の駐車場じゃありませんよね、そこは。一時的にやるとは言っていたけれども、専用じゃないでしょう。本来は市民に開放すべき駐車場が管理上、これは市役所の都合で管理上、そこを一方通行にしているような感じで私には聞こえるんですけれども、それは一般の市民からすればおかしいと思うんです。市民がいっぱいとめてしかるべきところを市役所の都合で、今回は役所の都合でここはとめますというようなことがあってはいけないと思いますが、この辺はどういうことですか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 公用車専用とは申してはおりません。公用車等駐車場ということで、当然、市民の方もとめられる駐車場、公用車も置かせていただいているという認識でございます。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時39分)                              (再開宣告午後3時39分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◆11番(玉城安男君) たまたま公用車専用じゃなくて置いてあると。じゃあ、一般市民がそこにとめてもいいんですか。先ほどは管理上、公用車をこういう形で置きたいということで、我々議会も西側に行ってほしいと。我々はそれを気にはとめておりませんけれども、我々専用であったら困ると思うんです。また皆さんの専用というのも困る。今は全部、公用車ばかりしかとめていません。ほかの人はとまっていないと私は思います。これはいかがですか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 先ほどから申していますように、市民がとめていけないとは申しておりません。当然これはとめていいです。ただ、そういう場合でも管理しやすいように、出入り口は1カ所にいたしまして、そこから入ってくる方には公用車等の駐車場という表示はしておりますけれどもとめていいと。それと例えば、平日の昼間にどうしても野球大会を開きたいということがあって、球場側の駐車場が足りない場合であれば、総務課に御連絡していただければ、どこどこに集約してくださいと調整もできると考えております。 ◆11番(玉城安男君) 部長そうであれば、公用車を置く場所とか、総務課が管理していますという看板は必要ですか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 もともとは公園利用者の駐車場でございますので、一時的にせよ入り口を何カ所か封鎖して、1カ所にして運用している以上は、どこがそういう管理をしているんだとわかるように、総務課管理というふうに表示しております。その場合は、何かございましたら総務課まで御連絡くださいということでございますので、そういうのは市民に対して表示して、わかりやすいような運用の仕方をしているということでございます。 ◆11番(玉城安男君) 多分、市民の方は入ってくるときには総務課だとか、公用車の看板があれば一般的に避けて、わかるところにとめると思います。それは意図的に市民の車を入れないということがあってのことだと私は思います。強く言ってもいたちごっこで返しがないので、それでは今、観光振興センターの工事現場があると思いますが、そこの西側の道路、北から南へ行くときの観光振興センターがつくっています。左側は国道、公園との間、緑地帯の間に道がありますでしょう。これ工事の方がこの道を占用していますけれども、これは普通だったら車は通れると思いますが遮断しています。これはどういうことですか。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時43分)                              (再開宣告午後3時45分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 観光振興センターの西側の道路はどうなっているかという御質問ですが、工事の作業場として必要ということで、この道路と緑地の一部を占用ということで、ここを工事のほうで使用しています。 ◆11番(玉城安男君) 占用の申請を出していると思いますけれども、これに対しての申請には出ているんでしょうか。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時45分)                              (再開宣告午後3時47分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほど占用で使用させていただいているとお答えしましたが、これは占用申請は民間のほうじゃなくて、企画開発部のほうから公園管理者のほうに占用していると。市から市に占用申請をしているということでございますので、占用料は出ないということでございます。 ◆11番(玉城安男君) それでは、今の本庁舎の北側の駐車場の東側の、みんなが一般的に税の申告だとか、いろいろなときには北側のほうにもコンクリートアスファルトが敷かれていますので駐車場になっていると思うんです。これは駐車場ですか。用途は何でしょうか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えします。 北東側、東側の部分ですけれども、公園の中の集会施設という位置づけであります。 答弁を間違えました。済みません、失礼しました。集会広場としての位置づけであります。広場です。 ◆11番(玉城安男君) 集会広場ということであれば、一般の市民の方々は、そこは駐車場として扱っても構わないのでしょうか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 集会広場の南側に芝生の広場もあります。両方ありますけれども、そこは、その広場で遊んだり、レクをしたりという位置づけになっておりまして、駐車場という大きな目的ではないというふうに考えております。 ◆11番(玉城安男君) では、駐車場としては考えていないけれども、駐車してはいけないんですか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今現在、この北側部分におかれましては、役所を訪れる市民の方々、基本的には庁舎北側のいつもとめている駐車場に利用していただけるようにやっているんですけれども、利用者が多い場合、駐車場があかない場合のときには一時的に利用しているのが現状であります。 ◆11番(玉城安男君) 一時的だと思いますが、ほとんどが前の駐車場じゃなくて、北側の駐車場にほとんどがとまっている状況が私の目には多く映ります。それではもう一つお聞きしたいんですけれども、市長選挙のときに、このようなチラシが出回りました。その中において、専用駐車場が576可能だと。夜間は役所の駐車場もできるので888台が可能だと掲載されているんですけれども、これは間違いないでしょうか。このチラシです。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時51分)                              (再開宣告午後3時51分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 チラシは見ておりますが、駐車場の台数につきましては、後援会が出されたものということで台数等の把握はしておりません。 ◆11番(玉城安男君) チラシは見て、この数字も見ていますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 数値も見ております。 ◆11番(玉城安男君) じゃあ、そこがどの場所かはわからないんでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 数値の根拠については把握しておりません。 ◆11番(玉城安男君) それでは後援会はうそ八百を並べたこういう状況を出して後援会活動をなされたということで理解したいと思います。 それではボウリング場跡地についてをお聞きしたいと思います。ボウリング場の、アスファルトに工事がなされています。それの金額は幾らなのか。そして現在、駐車されている車があると思います。その料金は全部で幾らなのか。そしてまたこの駐車車両は役所職員が全部借りているのでしょうか、77台。御答弁願います。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時53分)                              (再開宣告午後3時53分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 まず、市役所職員が借りているのかということですが、市職員及び一般の方が賃貸借契約を締結しております。駐車場のアスファルト工事費につきましては、約1,367万円でございます。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時54分)                              (再開宣告午後3時54分)
    ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 現在、77台とまっておりまして、そのままの金額で年間にしますと約120万円でございます。 ◆11番(玉城安男君) 今、部長のほうから一般の方も借りているということだったんですけれども、一般の方が借りるときの駐車料金は大体一月だと思いますが、幾らになりますか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 基本的に市民駐車場でございますので、一般職員は同じ金額で週極ですと2,000円でございます。 ◆11番(玉城安男君) せっかく250台も準備していますので、できるだけ多くの方に貸せるようなものをやってほしいと思います。 それでは水産行政についてお尋ねします。市長、部長は川尻橋、双子橋、満橋の干潮時の河川の状況は見ておられますか。御答弁お願いします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 9月20日、先週金曜日ですが、16時15分が干潮でございまして、そのまま現場へ行ったんですけれども、台風17号の接近に伴いまして水かさがふえていて、川底が確認できませんでしたが、昨日、午前9時15分が干潮でしたので確認してまいりました。川尻橋及び満橋河口部につきましてはヘドロが堆積しておりました。また満橋河口部については、時折悪臭も感じました。双子橋河口部につきましては、砂地も確認でき、悪臭等は感じませんでした。 ◎市長(上原昭君) 干潮時に特に確認はしておりません。 ◆11番(玉城安男君) 私が言いたかったのは、ここに漁協と糸満市役所のほうで、長年続けてきたEM菌の投入、そしてだんごづくりがあって双子橋の河川が浄化されたと私自身は思っております。そういう中において、糸満漁協と糸満市の予算でEM菌の活用をした時期がありました。そしてなぜ、糸満市はEM菌活用の予算を切ったのか、そのわけを教えていただきたいと思います。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 昨年までの南部豊かな海づくり大会において、ウミンチュの協力のもとEM泥だんごの作成を行い、後日双子橋河口部に投入してまいりました。しかしながら、その効果の検証が行われてなかったということで、一部のウミンチュの方が泥だんごに使用する土は赤土であり、その赤土を海に投入すること自体が海の汚染につながるのではないかといった意見等がございまして、ことしの南部豊かな海づくり大会実行委員会で検討いたしまして、その結果、今年度の同大会でのEM泥だんご作成は行っておりません。今後、漁協や関係機関と調整を行い、EM泥だんごが河川浄化につながるか専門家の意見等も踏まえまして、同実行委員会で検討してまいりたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) ぜひ部長、私としてはEMだんごづくりの予算をつけていただいて、これまでどおりやることによってヘドロの浄化ができると思っております。もう一つ、現在、EM菌活用はあるのでしょうか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えします。 市民生活環境課におきまして、毎月第2月曜日にEMの活性液の無償配布をしております。こちらは糸満市役所において、今利用の登録団体数としては69団体、世帯数で把握しているのは828世帯ということで無償配布をしているところであります。 ◆11番(玉城安男君) 部長、それは828世帯の方がEM活性液をもらって、家で使っていると思いますけれども、これはある程度、効果があってのことだと思います。部長は、それに関してはどうですか。考え方は。 ◎市民健康部長(福元信美さん) これはいつから配布したかというのは今把握しておりませんが、長年、今把握しているだけで80団体から、今年度69団体ということですが、ある程度の世帯の方々が毎月、全員ではないんですけれども、配布を受けにいらっしゃるということで、家庭においてそういうEMの活性液を活用しているというふうに認識しております。 ◆11番(玉城安男君) ぜひ、EM菌の予算をつけていただいて、活用できるように御協力お願いしたいと思います。 また、クーラーが設置されたということは非常に喜ばしいことです。ありがとうございます。 これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◆7番(国吉武光君) 皆さんこんにちは。この令和元年9月定例会の一般質問のしんがりとなりました。美声を聞かせたかったのですが、喉の調子がおかしくて、このいがいがした声ではありますが、皆さん、最後まで耳を澄ませて、ぜひつき合ってください。よろしくお願いします。それでは一般質問を行う前に私の所見を述べます。 市民の皆様、傍聴席の皆様こんにちは。夏になると私たち地域では夏の風物詩、喜屋武エイサーが開催されますが、ことしは過疎化で青年会員が減少し、エイサーの開催が危ぶまれていましたが、子供会の父兄を中心に実行委員会方式で小ぢんまりとした喜屋武夏祭りが8月10日に子供会と自治会の協力で盛会に開催されました。実行委員会の皆様お疲れさまでした。それでは通告書により、一般質問を行います。市当局の誠意ある答弁を求めます。 件名1、福祉行政について。小項目1、福祉Gメンの配置について。この件については、平成30年に質問し、市長はこのように答弁をしています。先行している他市の状況を確認し、検討していきたい。そこで確認しますが、どのように検討しましたか伺います。 小項目2、生活保護受給者が遊技場で景品交換時に得られる収入を職員は把握していますか、伺います。 小項目3、県内の自治体(那覇市、浦添市、沖縄市、豊見城市)で導入しているのになぜ本市は導入しないのか。また業務の改善が必要と思慮されますが、本市の考えを伺います。 小項目4、保護費の不正受給があると言われていますが、本市の不正受給は何件ありますか、伺います。 件名2、農業・環境行政について。本市は環境循環型社会を推進する意欲がありますか、伺います。 本市は県内において農業生産が盛んな地域であり、農家として堆肥はなくてはならない資材の一つです。本市は堆肥の原材料になる資材が豊富にあります。下水道から発生する汚泥やし尿処理施設から発生する汚泥、生ごみ等の原材料や畜産農家の牛ふん、豚ふん、並びに鶏ふんなど、製糖工場から排出されるバガスなど、宝の宝庫であり、行政がリーダーシップを発揮し事業化を進めてもらいたい。そこでお伺いいたします。小項目1、市は環境循環型社会を推進する意欲がありますか、伺います。 小項目2、堆肥センターの建設について。畜産農家は牛ふんの処理に困っています。今こそ耕畜連携を図り、農業所得の向上が図られるものと期待しています。農家にとって堆肥はなくてはならない資材です。そこで堆肥センターの建設計画はありますか、伺います 小項目3、農業協同組合での堆肥の取扱販売量を把握していますか、伺います。 小項目4、市内畜産農家の飼育頭数を伺います。 小項目5、牛、豚1頭当たりの排せつされるふん量を把握していますか。 小項目6、市内飼育頭数から排せつされるふん量を把握していますか。 小項目7、養鶏農家数を把握していますか。 小項目8、養鶏から排せつされるふん量を把握していますか。 小項目9、農業協同組合、製糖工場、糸満市役所の3者で堆肥センターの建設について協議したことがありますか。 件名3、行政財産の活用について。小項目1、西崎運動公園内にある野球場、体育館、陸上競技場及び屋外トイレへのネーミングライツの導入について伺います。 小項目2、市内企業からネーミングライツについて問い合わせがありましたか、伺います。 小項目3、県内の企業から問い合わせがありましたか、お伺いします。 演壇での質問を終わり、あとは質問席より再質問いたします。誠意ある答弁をお願いします。 ◎市長(上原昭君) 国吉武光議員の件名2、農業・環境行政について。小項目1についてお答えいたします。 地球温暖化が叫ばれる中、環境循環型社会の実現は重要な課題であります。環境循環型社会を推進する意欲については、農業生産において排出されたごみ等は再資源化できるよう関係機関と連携し、循環型社会の推進に取り組んでまいります。 残りは関係部長から答弁させます。 ◎福祉部長(山城安子さん) 御質問、件名1、福祉行政について。小項目1から4まで順次お答えします。 小項目1、福祉Gメンの配置については、現在のところ配置はありません。 小項目2、パチンコで得られる収入を把握しているかについては、収入の把握はしておりません。 小項目3、本市でも導入し、業務の改善ができないかについては、令和元年8月末時点の生活保護世帯が1,000世帯を超えており、ケースワーカーが2名不足となっております。世帯への支援の充実を考えますと、ケースワーカーの体制整備を優先的に考えていきたいと考えております。 小項目4、本市の不正受給は何件ありますかについては、これまで訴訟を提起したことはありません。 ◎経済観光部長(大城拡君) 御質問、件名2、農業・環境行政について。小項目2から9までについて順にお答えいたします。 小項目2、堆肥センターの建設については、現在、市単独で建設する考えはございません。 小項目3、農業協同組合での堆肥の取扱販売量を把握しているかについては、JA糸満支店に問い合わせをしたところ、平成30年度末現在の販売数が9万7,576袋を取り扱ったと聞いております。 小項目4、市内畜産農家の飼育頭数については、平成30年12月末現在、肉用牛が2,262頭、乳用牛が179頭、豚が1万3,386頭、養鶏が15万4,335羽、ヤギが641頭となっております。 小項目5、牛豚1頭当たりの排せつされるふん量を把握しているかについては、農林水産省及び沖縄県の指標によりますと、肉用牛1頭年間約9.7トン、乳用牛1頭年間約21.5トン、豚1頭年間約2.2トン、鶏1,000羽年間約49.6トン、ヤギ1頭年間0.5トンとなっております。 小項目6、市内飼育頭数から排せつされるふん量を把握していますかについては、市内家畜飼育頭数から推計しますと、約6万3,222トンとなっております。 小項目7、養鶏農家数を把握していますかについては、市内の養鶏農家は7農家となっております。 小項目8、養鶏から排せつされるふん量を把握していますかについては、15万4,335羽を飼育していますので、年間7,655トンが排出されております。 小項目9、農業協同組合、製糖工場、糸満市役所の3者で堆肥センターの建設について協議したことがありますかについては、市と農業協同組合で、平成8年度に協議を行った経緯がありますが、近年協議を行っておりません。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名3、行政財産の活用について。小項目1から3について順にお答えいたします。 小項目1、西崎運動公園各施設へのネーミングライツ導入については、県内他市町村の運動施設へのネーミングライツ導入事例では、一軍プロ野球や有名プロスポーツ団体等のキャンプが実施され、知名度も高く、比較的老朽化が進行していない施設であります。一方、西崎運動公園ではそういったメジャーなプロスポーツキャンプの実施がなく、かつ主要施設の老朽化も進んでいることから、一般的な応募には限界があると考えていることから、現在のところネーミングライツの導入は募集も含め、実施してはおりません。 次に小項目2及び3は、この数年間において、市内及び県内企業からのネーミングライツの問い合わせはありません。 ◆7番(国吉武光君) それでは再質問をさせていただきます。 まず、福祉行政のほうから入りたいと思います。なぜ私が、先ほど皆さん方のほうに景品交換時に収入の確認をしましたかというものは、今現在、私たち糸満市の福祉においてケースワーカーのほうが、1人で91件当たり確認していますよね、ケースワーカーとして。保護世帯のほうを見ているわけです。基準に置くと80件ぐらいかな。そういう標準があって、その中でどうして、Gメンの配置を皆さん方にお願いしているかといいますと、これにはいろんなものがありまして、例えば、まずケースワーカー1人当たりが負担しているケース、保護世帯のものにおいて、91件ある中で標準では80件と。といいますと11件ぐらい基準からするとオーバーしているんです。その中には職員もこのケースを見ることによって、いろんな形で、精神的においても苦痛を感じている部分があるんじゃないかなと。私は、職員の構成等を踏まえた形で私は一般質問で取り上げたわけです。その中でも、特にパチンコ店へ出入りをして、皆さんがパチンコ店の景品交換時にこういった確認をしていないということですが、これはもってのほかだと私は思います。これだけ皆さんが趣味の範囲だったらよろしいという中で、パチンコをして景品の交換された金額を確認しないとなると、私たちの税金からどうぞ遊んでくださいというように奨励しているようなものじゃないですか。そういったところにおいて、Gメンというのがいれば、そういった確認もできるし、また職員の負担も軽減できるわけです。今、職員が11名ですか、ケースワーカーとしてあるのは。 ◎福祉部長(山城安子さん) 議員のおっしゃるとおりでございます。 ◆7番(国吉武光君) 11名の職員でこれだけ、1,000ぐらいの生活保護世帯を見るというのは大きな負担だと思います。やっぱりそのためにはこういった調査をGメンのほうで調査することによって職員の負担軽減というのが図られるわけです。その辺の行政というのは、どれがいいかというのは、私は職員の心というのは、大事に扱ってもらいたい。もちろん生活保護世帯も一緒です。私がなぜそういうことをくどく言うかというと、この生活保護をして世帯を受けている方々に2代、3代と続く世帯もあるわけです。だからそういうことをどこかで断ち切らないといけないというのが、私がこれは断ち切らないといけないというのは、子供たちの健全育成のためにも一つは、そのために私は一般質問で取り上げたわけです。だからどうしても、このケースワーカー、これだけ11名の職員がいて1,000ぐらいの世帯を見るとなるとちょっと厳しい、調査もおろそかになると。だから徹底した調査をするとなると、福祉Gメンを配置して、抱えている大きな問題を、この福祉Gメンのほうに調査を依頼して、調査させれば十分な調査ができるわけです。だからそういったところを踏まえて、私は本当に今回は配置を考えていないということを言っているものですから、これでは糸満市の市民の福祉行政についてちょっとおろそかにしていないかなと。やっぱり福祉というのは、糸満市、市民全体のことを私は言っているわけです。単なる生活保護の福祉ではなくて、市民福祉をよくするためには、やっぱりそういうふうなことを事細かに、Gメンを配置して調査するのが妥当だと思いますが、その辺は再度答弁をお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 議員のおっしゃるパチンコ等を収入として景品、現金があることは承知しております。生活保護法の第78条がそれに当たると思いますけれども、不実の申請その他不正な手段により保護を受ける方は、保護費を支弁した市町村にその費用を返さないといけないという部分があります。これに当たるとは思いますけれども、ただ、現在、パチンコの収入、景品を把握するということは大変厳しいと思っております。パチンコ以外の収入に関しても収入を申告しないといけないということはありますので、そこに力を入れる必要はあると考えております。議員のおっしゃるGメンという形なのかどうかという部分は、ちょっと原課とも調整はしたいと思いますけれども、Gメンという形ではなくて調査、指導をする専従の職員を置けるかどうかという部分を今後検討してまいりたいと思います。 ◆7番(国吉武光君) Gメンを置くとなると費用負担はどうなりますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 採用の仕方で費用が変わってきますので、ここで金額を言うことは厳しいと思います。 ◆7番(国吉武光君) これは前回も確認しました。Gメンを置くことによって費用負担は4分の1ということでしたよね。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 4分の1あるということです。 ◆7番(国吉武光君) ということは、Gメンを配置したほうがお互いの市町村においてはそれだけの負担軽減が図られるわけじゃないですか、どうですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、この生活保護法の78条で、平成30年度における徴収件数としては31件の347万円となっておりますので、そこの範囲内であれば考えられるかなと思います。 ◆7番(国吉武光君) 要は、行政財産の、私たちの財源を有効に活用するのが私たち行政の使命だと思うんです。この使命を忘れて、こういった状況で、こういった制度があるのにGメンも活用しない。一般財源から負担となると、私たちの税金はどういうふうな形で処理を考えているんですか。私たちは汗水垂らして税金を払って、そういう中でもう皆さんは机の上で仕事をしているかもしれませんが、私たち農家にとってはまず苗づくりから収穫まで大変な作業なんです。これにはいろんな経費が入っているんです。だからそういったことをもっと大事に、この税金の使い方というのは本当に真剣に考えてもらいたい。その辺についてお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 職員もきちんと仕事をしておりますし、対応する方たちも真面目に仕事をしております。Gメンの配置がないから仕事をされていないというわけではありませんので、原課としては対応しているという状況です。ただ、ケースワーカーが不足した分、対応について時間的制約があるということは承知しておりますけれども、そこを補う部分がGメンであるかどうかという部分は、ここでお答えすることはできないと思っております。 ◆7番(国吉武光君) さっきから職員は一生懸命仕事をしていると。私は別に怠けているということは言っていないです。一生懸命仕事をしていて、これだけのケースを持っていて、大変な心労もあるんですということをいって、それじゃあ、その分をカバーするのはGメンでしょうと。Gメンをまず採用して、Gメンにこの辺の調査を依頼してやれば、その辺の心労というのはなくなるんじゃないですか。そういうことを私は言っているんであって、職員が怠けているとかそんなことは言っていないです。職員も一生懸命仕事をしています。そのおかげで中には心身症を患って、少し引きこもりという方もいるかもわかりません。だからそういうことをなくすためには、外部の力が必要であれば、外部の方を利用してそういうふうな調査をしていくのが行政じゃないですか。その辺についてもう一度答弁をお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 議員がおっしゃるGメンを配置することで威圧的な方とか、そういうパチンコで不正に収入を得て、収入申告をしない方への効果があるかもしれないです。ここはまだ検証していないですけれども、そういう効果が期待できるという前提ですけれども、調査をするためにはパチンコに、24時間そこに張りつくというわけにもいきませんし、どこの場所にという部分がありますので、通常の業務をしながら調査をするというのはやっぱり厳しいものがあると思っております。 ◆7番(国吉武光君) 今、部長が言っているのは、ちょっと支離滅裂です。片一方は調査できない、片一方ではこういった時間もできない。そのためにこそ、福祉Gメンというのが大きな力を発揮するんじゃないかと私は言っているわけです。だからそういう観点からして、どうしても福祉Gメンというのはパチンコだけじゃないです。所得を隠している方もいます。私は過去何回か、三、四回かな。この福祉Gメンについて一般質問をお聞きしたおかげで、いろんな情報が、電話が来ます。だからそういったものを、やっぱりもっと真剣に考えてもらいたい。真剣に考えて初めて、これでもできないのであれば、それはGメンを置いたとしても無意味だなということを私は理解します。でも、何も一歩も踏み出さない中で、それはちょっと不思議じゃないですか。やっぱり必要であればそれだけの方をまず置いて、調査して、結果がどう出るかそれはわかりません。ただ、その結果をまず求めないといけないじゃないですか。ただ、ケースワーカーの枠をふやすという言い方ではなくて、まずは1人はGメンを採用して、1人はケースワーカー、それは構いません。そういった振り分けをすることによって業務の改善というのはいろんな形でできるわけです。その辺を私は今後も、パチンコだけではありません。それから不正収入もあるし、そういった形でやっている方もいます。だからこういった点を十分調査して初めて、そういったものをやっていかないと、今、部長が言っているようにケースワーカーを2人ふやすという形で説明はなかなかできません。そうであれば、まずはGメンを1人は採用するということぐらい言えないんですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 いろいろな電話があるので、あればそういう通報も今は来ますので、通報があればケースワーカーが調査に行ったりしています。そのときにケースワーカーに負担がかかるという部分は十分承知しておりますので、その対応ができる人材を専従で置けるかどうかというのを検討していくことは、今後考えていきたいと思います。 ◆7番(国吉武光君) 一般市民がじかに役所に電話をすると思いますか。どこどこの誰々はどう、やっていますよということを言っていくと思いますか。いかないですよ。やっぱりこういった、今私がこうして福祉Gメンについて話をしているものだから、私のほうに電話が来るんです。私はそのように対応はしてはいます。そういった点を、役所のほうも、行政のほうもこれは理解してもらわないと。まずは福祉Gメンを1人は採用すると。部長、返事ください。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 財政状況を見ながらにはなりますけれども、先ほど話をしたように、Gメンという形ではなくても、調査や指導ができる専従の職員を配置することは有効であると考えておりますので、そういう部分で今後検討していきたいと思います。 ◆7番(国吉武光君) 何で、Gメンはだめだというんですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) Gメンというのは、言葉でGメンと言われていますけれども、多分議員のおっしゃるGメンは警察官のOBを想定していらっしゃると思います。原課のほうとしては、威圧的な方に対しては警察のOBの方は有効な手段、手段というか効果があると思いますけれども、通常の病気であったりとか、依存症の方に対しては、専従のそういう寄り添うことができる職員のほうが有効かと思っておりますので、ここはただ、原課のほうで検討していきたいと思います。 ◆7番(国吉武光君) あのね、一般、例えば皆さん臨時職員の採用、嘱託職員を採用すると。その年齢層においても、例えば生活保護を受けている世帯のほうに出向きますと。その中でまるめ込まれるという点も、まあ、あるかないかはわかりません。ただ年齢が若いとそういうふうなことも言われる可能性も十分あるわけです。だからそれは行政等、あるいは業務の経験、年齢も重ねた方々を採用して、いろんな観点から見るというのが、私は警察OBというのはいろんな方々との接触もあるし、調査においては申し分ない方々だと見ているんです。だからそういった点を、私は1週間ずっとやりなさいというわけではないんです。まずは勤務態勢というのは業務の中で十分調整すればそれなりの時間でもって調整はできると思いますので、ぜひこの福祉Gメンについては、1人は採用しますということで、ぜひお願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 財政状況も考えないといけないですけれども、人材確保は必要だと思っておりますので、検討してまいります。 ◆7番(国吉武光君) 今、検討というのはGメンの採用ですよね。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 先ほど来、説明しておりますけれども、Gメンという言葉ではなくて、そういう仕事をする人材を確保していくということで検討してまいります。 ◆7番(国吉武光君) それはOBということでよろしいですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 OBかどうかという部分は、確かに若い方ではできない部分も多いと思いますので適材適所、それに見合った業務ができる方というのを面接していきたいと思います。 ◆7番(国吉武光君) わかりました。それでは私のほうで判断して、OBを採用するということに判断しました。これだけでは、私、ほかにも質問をしているものですから、次はほかのものに移っていきたいと思います。機会があれば、次もまた、もし内容を見て、なければまた次も、どんどん。私はこれをやらないと糸満市の財政というのは、大変な、もう出費だけ重ねて、収入というのもある程度考えていかないとね、4分の1の負担というのもあるものですから、そういった財源というのも確保しながら考えて、ぜひその辺のあれはやってもらいたいと思います。それでは次に行きます。 まず、農業・環境行政について質問します。まず今まで、私はずっと農業関係をいろんな形でかかわってきたんですが、農協の取扱高が、金額にしてどれぐらいか御存じですか。堆肥の取扱高。農協で各農家に堆肥の取扱高、金額にしてどれぐらいあるかわかりますか。わからなければわからないで結構です。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 販売する量で答えたものですから、金額に換算すると、ちょっと…。 ○副議長(金城敦君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時38分)                              (再開宣告午後4時38分) ○副議長(金城敦君) 再開いたします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほど数量で答えておりまして、これは金額に換算する、手元に資料がないものですから、大変申しわけないんですけれども。 ◆7番(国吉武光君) ちょっと調べたのがありますので報告します。平成30年度で農協の取扱高が1,652万2,873円。ということは、いかに私たち生産農家がこの堆肥を必要としているかというのは、皆さん御存じですよね。その点についてはどう思いますか。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 確かに、特に酪農関係の方がふんの処理といいますか、その辺が一番苦慮しているというのはよく耳にいたします。 ◆7番(国吉武光君) 部長みずから、酪農畜産農家の現状というのをよく御理解していると思いますので、畜産農家は、今現在、いろんな形で規制が厳しくなってふん尿の処理に一番困っているんです。だからそのふん尿処理をいかにすればいいかというと、やっぱり行政、農協、製糖工場、どうしてもこの3者は一体となって協議会を持ちながら、その堆肥センターの建設という前向きな形で、建設に向けていけばスムーズに話し合いはできると思うんです。まず行政はごみ処理場に対して生ごみの石油などを燃やすでしょう。また処理場においては汚泥などを委託でやりますよね。だからそういった件を踏まえていると、私は行政はマイナスにはならないと思うんです。そういったことを踏まえて、考えていけば、堆肥センターをつくることによってこれだけの収益が上がるんだ。あるいはまた委託料もこれだけ、堆肥センターをつくるところに流せばこれだけの数字で済むんだと。要するに農家にとっては安い堆肥が買えるわけです。これこそ農家が待ち望んだことです。部長、もう一度、その辺の建設計画について検討する余地があるかどうか。その辺をお伺いしたいと思います。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 今年度です。バイオマス、家畜排せつ物活用ということで可能性調査の委託を予定でございます。その中で、民間でバイオマス、堆肥センターの建設ができないかの調査でありますので、含めた調査でありますので、その調査結果を踏まえて建設推進を図っていきたいと考えております。 ◆7番(国吉武光君) 今、部長がおっしゃったように、行政においては可能性調査をするということで、どうしてもこの堆肥センターをつくることによって、いろんな点からプラスになる素材というのは結構あるものですから、だからバイオの関係も含めて、一緒に取り組んでやれば、私はいろんな面においてすごい効果を発揮してくるというふうに思っているものですから、だからこういったバイオとか、いろんな可能性調査においても、堆肥センターも一緒になって踏まえて考えてもらいたいと思います。その辺の考えはどうですか。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、今回の可能性調査を踏まえてどういった方向性に持っていくかということも含めて、今後、検討してまいりたいと考えております。 ◆7番(国吉武光君) どうしても農家にとっては安い堆肥が手に入ればそれにこしたことはない。今までいろんな物価がどんどん上がっていく中、野菜とかそういった値段というのは知れているでしょう。100円、あるいは80円とか。そういう値段で販売取り扱いをやっている中で、やっぱりどうしても原料、なるような堆肥がある程度安い値段で手に入れば、農家の所得の向上にもつながるし、また糸満市の所得の向上にもつながるわけです。だからいろんな形で考えたときには、プラスとなるのは行政のほうに税金としてはね返ってくるというのが大きな御利益ですから、その辺というのは十分循環型社会の建設を目指して、私は希望します。循環型社会といいますと、今まで生ごみが、こういった焼却処分をされている中で、やっぱり生ごみも堆肥化することによって、炉のほうの耐久性も延びるし、また灯油の値段も抑えることができるし、そうしたら一石二鳥とか一石三鳥とかですごく経費の節減になると思うんです。これは全般的な話をしているものですから、どこが答えるとか、それは構わないでいいです。答えなくて結構です。だからそういうことを、私はどうしても循環型社会を構築することによって、私たちが出す生ごみとか、堆肥の排せつ物とか、そういったものを、もちろん製糖工場から出るバガスとかケーキとか、いろんなものがあるものですから、そういったものを活用することによってこの堆肥センターの建設というのは十分可能だと思うんです。その辺でぜひ今後もよろしくお願いします。 最後ですが、これは別に私の行政に対する思いですので、一つ、最近、台風17号がありました。その中でけがした方もいらっしゃいます。また行政においては、看板とかを設置している中で、中には骨組みが腐食した今にも飛びそうな看板があったんです。こういったものを、私はぜひ行政のほうは点検して回ってもらいたいと思います。なぜかといいますと、喜屋武でこの看板が飛ばされそうで、私は市民から声がかかって看板が飛ばされるよと行ってみたら、農業戦略連絡協議会の看板がひらひら、新聞の紙みたいになっているものですから、私は急いで畑からロープを持ってきて応急処置して、それから消防のほうに連絡して、この台風では被害とかがそういったものが出なくて済んだんですが、いま一度、行政においては、自分たちが設置した看板を確認してもらいたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(金城敦君) 以上で一般質問を終了いたします。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○副議長(金城敦君) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後4時47分)...